イブは職場の姉さんと二人して「メリー苦しみますだよね…」とほの暗く仕事をしつつ、何かクリスマスっぽいことをしたくてケーキを探してみたけれど意外とでかいのしかなくて諦め。

今日は小林道夫さんのチェンバロの演奏会を家族で聞きに行ってきました。ゴルデルベルク変奏曲という二十近くの変奏から成る曲の演奏会です。
チェンバロを生で聞いたことがなかったので一度は聞きたいなーと好奇心だけで行ってみたんですが、これが行って良かった。
ピアノやバイオリンがまるっとした音楽なら、チェンバロはそれよりも原始に近いような音楽。ピアノの元となった楽器ですし、そりゃそうなんだけど。
時に荘厳で時に悲しく、時に可愛らしく、今まで聞いた楽器の中で一番わかりやすく表情豊かに思えました。曲のせいもあるんだろうが。
もともと心地よく眠るために作られた曲らしいです。実際、こっくりきている人も何人か。

聞いていて、気持ちを持っていかれるような。話の中に吸い込まれるような。不思議な感覚のする演奏会で面白かったです。

もうちょい、何かの機会で聞けたらいいな。


その後はクリスマスっぽくケーキやら北海道物産展で色々買って帰宅。
ケーキはピスタチオのムースにフランボワーズのソースにチョコ。チョコがちと甘過ぎだがピスタチオのムースは美味かったー。

いつもと違う、いいもの聞いたー、なクリスマスでした。