久しぶりにやってみようかと思って拾ってみました。いやもう時期逃しまくりですけども。由月さんのところより拾ってまいりました。

当てはめ想像バトン2


次の1〜6に誰かを当てはめ、それぞれの場面で彼(彼女)らがどんな言動をするか想像してみる、絡みのない新境地みたいなバトンです。日記のネタが無い時のお題にでもどうぞ。

1…ギレイオ
2…サムナ
3…嵐
4…明良
5…天狗
6…鷹置
鷹置は銀色夜話でちょろっと出た関西弁の情報屋みたいなもんです。なんかまあ、たまには。本当にちょろっとだったんで。


それではスタート!

○成り行きで正義のヒーローになったサムナ
→「正義の定義を求める」

ギレイオ「……まあ、中身あれだしな」
嵐「俺も人の事言えた義理じゃないが、もうちょっと熱い言葉かなんか……」
サムナ「ヒーローの意味はわかるが、正義というものが理解出来ない」
ギレイオ「比較対象して認識して覚えるものがねえもんなあ」
明良「不便だなー」
ギレイオ「なに言ってんの。これでも中身は三歳児よりはマシなんだぜ?」
天狗「身近な例がいるじゃん。お前の相方みたいな奴じゃない奴のこと」
ギレイオ「ほー。そりゃ、てめえのことじゃねえのか?」
サムナ「なるほど」
鷹置「わかっとるやん」


○久々に再開した友達のあだ名は思い出せるのに名前が思い出せない明良
→「あー久しぶり!」

明良「……で一時間ぐらい話し込んでも結局思い出せなかった奴とかいる」
嵐「お前ってそういう奴だよな」
明良「なにその人でなしみたいな目」
鷹置「広く浅いとそうなんねん。人脈の違いやで、人脈の」
ギレイオ「意外と向こうも覚えてなかったりしてな」
鷹置「あるでーそんなんホイホイと。それでも話したるのが商売人ってもんや」
明良「おれ、商売人じゃねえんだけど」


○久々に再開した友達に「ごめん、誰だっけ?」と言われた鷹置
→「ややなー前に貸したった二千円忘れたとかなしやで」

天狗「ウソだろ」
鷹置「ひどい!ほんまに友達やってんで!」
天狗「いやそこじゃなくて、金の方」
鷹置「そんなん、オレの顔すら覚えたらへんのに、金勘定のことまで覚えとるかいな。言うたもん勝ちやで」
ギレイオ「でも内容は良心的だよな。二千円。俺ならふっかけるけどなー」
鷹置「あかんあかん。現実的な金額言わんと、向こうかて頑なになるし。この人ならこれやな、って感じで、それも一回こっきりの両刃の刃や。使う時は用心せえよ」
嵐「……世の中ではこれを詐欺と言う」
サムナ「勉強になるな、今日は」


○告白の練習台にされる嵐
→「そういうカミングアウトは余所でお願いします」

明良「おれ実は少女マンガも結構好きなんだ」
嵐「知ってる」
ギレイオ「こないだ代金割増しにして請求した」
嵐「なんとなくわかる」
サムナ「ギレイオに苦労している」
嵐「お互い苦労するな」
鷹置「ピーマン嫌いやねんけど」
嵐「……それはわざわざ俺に言うことか?」
天狗「天井裏にネズミ隠してる」
嵐「お前あとでちょっと来い」


○カーテンにくるまってミノムシごっこをしてみるギレイオ
→「暇すぎて金もなさすぎて」

サムナ「カーテンが壊れる」
ギレイオ「こういう現実感に溢れた相棒がいるもんで、たまにやんちゃしようとすると怒るんだよなあ」
明良「あーおれもおれも」
天狗「オレもー」
鷹置「オレんとこも。なんや、みんな苦労してんねんなあ」
嵐「良識の敵が揃いも揃って……!」


○扇風機にあ゙ーってやってみる天狗
→「これは楽しい!」

天狗「今は色々面白いのがあっていいよなあ。昔なんか扇風機は手回しだったし、こんなん出来なかった。あ゙ー」
鷹置「とりあえず言うとくけど、これが使用用途ちゃうねんで」
明良「それでもやってしまう夏の風物詩!おれも好き」
ギレイオ「でもよくよく考えたら埃まみれの風だよな?」
サムナ「知っていればやらないだろう」
嵐「知らないからやるんだから、ほっとくのが花」


○二つに分かれるアイスを独り占めする贅沢と孤独を噛み締めるギレイオ
→「食わせてもいいけど、メンテが手間」

サムナ「まあ、おれも進んで食べたいとは思わないからな」
ギレイオ「基本、俺の食事ってば孤独よ。あと質素」
鷹置「守銭奴が贅沢やる方が空しいやん。守銭奴なら守銭奴らしく、銭守って質素倹約を誇るんが本物や。胸張りぃな」
天狗「お前らは分けるとかしなさそうだよな」
明良「一人で全部食う」
嵐「むしろそういうものを買わない」

○「すきです!つきあってください!」幼児に告白された明良
→「二十年後にもう一度聞かせてね」

鷹置「犯罪やん」
明良「いやいや気持ちは本物。でも本格的に受け取ったらそれこそ犯罪だし。だから気持ちは丁重に受け取るのが紳士ってもんよ」
鷹置「二十年後言うても、六十のオッサンが四十の嫁さん貰うようなもんや……あれ?」
サムナ「最近ではよく聞く話だな」
鷹置「あかん……オレでも語れる良識がおかしなってる……!」
ギレイオ「お前の良識ってどれだけのもんなんだよ……」


○風呂でうっかりうたた寝をして溺れかけるサムナ
→「……」

ギレイオ「……なんだ、潜水の訓練か」
天狗「……もうちょっと慌ててみせるとか。ないの?」
ギレイオ「防水機能はついてるし、多少の水なら飲んでも問題ねえよ。それよりも問題はうたた寝の方かー勝手に意識切っちまうってことだろ?あぶねーな」
嵐「危機感の価値観ってものを考えるよな」
サムナ「……そもそも、おれは溺れても潜水の訓練もしていないんだが」
鷹置「ほんなら、なにしてん」
サムナ「水中から物がどう見えるのか試してみた」
鷹置「ほー。ほんで、感想は?」
サムナ「防水機能の徹底化をギレイオに提案しようと思う」
明良「それ感想じゃない……」


○恥ずかしい鼻歌を人に聞かれた鷹置
→「一回、三百円な」

嵐「とるのかよ」
鷹置「恥ずかしい鼻歌やで。そら、とるわ」
嵐「その行為を恥ずかしいと思う心を持て」


○好きな人に「3って結構ムッツリスケベだね」と言われた嵐
→「違う」

明良「またまたー」
鷹置「男はみんな同じやでー」
嵐「年中、開きっぱなしのお前らに言われたくねえ!」
天狗「じゃ、結局ムッツリなの?」
嵐「結局そこに話は戻るのか……!」
ギレイオ「まー男しかいねえんだし、吐いちまえよ」
嵐「犯人扱いもやめろ」
明良「心は常にオープンで!」
鷹置「色欲もオープンで健康的に!」
ギレイオ「……まあ元気そうなのは間違いねえな」


○自分に手を振っていると思って振り返したが、相手は自分の後ろの人に振っていた事に気付いた天狗
→「……いや、オレも違うし」

明良「じゃ、誰に」
天狗「地上の人間全員に雨でも降らせてやろうと思って」
鷹置「苦し紛れすぎる上に、言うてることが本気すぎるわ」
天狗「じゃあ、雹でも降らせてやろうと思って」
ギレイオ「認めちまえよ。間違えたんだろ?」
天狗「雷落としてやる」
ギレイオ「おーやってみろよ、ガキ」
嵐「さてと……」
(他四人は退散)


以上です。
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→フリーで!ご自由に!

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