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お粥くらいなら作れるって

桜弥です。

微妙にお久しぶりな気がします。

ちょいと、体調を崩しましてぐったりしておりました…(;´Д`)
一人暮らしで体調崩すともぅ恐怖です。病院へ真っ先に行くようになりました。はい、ただの風邪との診断に一安心。


そんな風邪ひき妄想をしてみようと思います。


今回は珍しく紅頼かな。


部活指導が終わり、残りの仕事もさっさと片付けて、帰って寝てるとこでしょうか。
いちおう紅頼は紅澄と二人暮らしなんですが、紅澄がほとんど絡のところへ行ってる為に一人暮らしみたいになってます。










久しぶりに感じるこのだるさと身体の痛み。氷枕の冷たさがなんだか浸みる。

薬は空腹時は避けてというけれど、この状態で食欲なんてある訳ない。

そして作る気力もない。


一人暮らしの人ってこんな時どうしてるんだろう…。




静かな部屋の中で自分の荒い息遣いと咳だけが響く。


「情けない…。」


かれた声でつぶやくと涙が出そうになる。








その時、玄関から人の入る音に気付く。


「紅頼ー、いるー?」


澄兄さん!

ノックの後、返事も待たずドアを開ける。

「あれ?寝るの早くね?」
暗い部屋で私を見つけ不思議そうに声をかける。


「すみませ…、風邪ひいてしまって…」


「マジで?大丈夫かよ。」

「ただの風邪なので寝てたら大丈夫です。」


「そう?」


兄さんは短く呟くと部屋を出た。物を取りに来ただけかな。



しばらくすると再びドアが開く。今度はノックもない。


「今日はこっちにいるな。一人じゃ不安だろ?」
寝てる私まで目線を合わせ笑って見せた。


やばい…これは泣きそうだ。今日は甘えよう。










長っ!!!

はい、そんな風邪引き紅頼の妄想でした。


紅澄は部屋を出た時、絡に連絡してたのかな。荷物取ってくるって言って出て帰らない紅澄なのでした。

実家にいた時は風邪や熱が出ても妙な安心感があったんですけどね…。

周りに人がいることの大切さに気付きました。
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