不倫の慰謝料請求には期限があります。
不倫相手を特定してから3年間、あるいは不倫行為そのものがあってから20年間が請求期限となります。
仮に時効直前でも提訴すれば、この時間経過を止めて、時効を事実上なくすことができます。
つまり、時効が近い場合は、裁判で時効を利用させないことも選択肢に入れてみましょう。
探偵について、その特徴を考えると、怪しむ人のないように充分に用心しながら根気よく調べていきますが、興信所が依頼されるのは身辺調査や企業調査が多いので、自分の目的を話して表立った調査をしているようです。
探偵と言うのは、人の行動を調べることに長けており、他方、情報を収集するような調査は興信所が得意と見てよさそうです。
私も会社に所属する探偵として長年やってきましたが、不倫の証拠集めにはカンやコツのようなものもありますが、習熟も要求されます。
それに、思いがけない展開でも、素早く働く知恵が必要なのですが、その間違いを極力ゼロに近づけなければいけません。
対象となる人物に調査案件が知れてしまえば発注者の安全と利益を損なわないよう、用心に用心を重ねるのは言うまでもありません。
興信所に調査を依頼する際に確認しなければいけないのは、諸経費や料金のことです。
一応の目安を掲げている会社もあるものの、時間や手法によって変わってきます。
浮気の調査のときは、1時間前後の調査を依頼したときの中央値は、2万円台と考えておくとよいでしょう。
まともな業者であれば同じような価格帯だと思いますが、直接、業者に価格を問い合わせてみることが一番でしょう。
2社以上に聞くと色々わかって良いですよ。
常に相手が警戒している場合、素人が浮気の証拠をつかむことは、至難の業です。
とはいっても、証拠を掴んでいれば離婚にしろ慰謝料請求にしろ、何かと便利に使えるでしょう。
これは浮気しているなと気づいたら、興信所や探偵に調査を依頼しましょう。
多少出費はかさみますが、交際相手とホテルから出てくる写真のように、第三者にも分かるような裏付けをとってくれるはずです。