久々に書いた文です。
結構エロいし、性描写的なものもあるので、R18でお願いします。
おkまな方は↓より・・・
「くっ…!」
「んうぅっ!」
繋がったまま、留三郎は文次郎の中に、文次郎は留三郎の腹へ欲望を吐き出した。
はぁはぁと高ぶった息をしながら、留三郎がほてった文次郎の体をきつく抱きしめる。
このまま、行為の後の甘い余韻を楽しみながら恋人同士の甘い語らいが始まる…
「っの、バカタレがぁぁぁぁぁ!!!」
…こともなく、その代わりに文次郎は目の前の男の顔を力いっぱい殴った。
「っってぇな!!何すんだ、このやろう!!」
殴られた弾みで数メートル吹っ飛ばされた留三郎も負けずに怒号を張り上げる。
「それはこっちの台詞だ!何度言ったら覚えるんだ、このバカ留!」
「あ!?何をだ!?」
「だからお前はあほのは組なんだよ!あれほど中出しするなと言っているのに、なぜまた中へ出すのだぁ!!?」
「あ?気持ちいいからに決まってるだろうが」
「ばかたれぇぇぇ!」
飄々と答える留三郎にブチ切れた文次郎は再び殴り掛かる。
「んだよ、女でもないのに中出しくらいでキーキー喚くなよ!」
「中に出されると腹痛くなるんだよ!」
「腹痛くらい我慢しろ!」
腹痛くらいだと!?
文次郎にのこめかみに青筋が浮き出る。
ただでさえした次の日は腰が痛いというのに、それに加えて腹痛に悩まされ正座すら辛い状態というのを知ってその発言をするのか。
「てめ…一度俺の立場を味わってみるか…?」
静かな怒りのオーラを放ちつつ、留三郎の両手をがっしりツカム。
「ちょ、待て!」
「待たん!」
ぐぐ、と、留三郎の腕を押し、今までとは反対にその身体を床に押し付ける。
「………はぁ」
自分の下に組み敷かれる留三郎が溜息をついた………と思ったらするりと文次郎の下から抜け出し、逆に後ろから文次郎の後頭部を掴み顔面ごと布団にたたき付けた。
「い゛っ!」
俯せの体制で暴れる文次郎の尻に乱暴に指を突っ込む。
「なっ!?」
「出せばいいんだろ、出せば!」
ぶっきらぼうに言い放つと、乱暴に指を引っ掻き回す。
「ばっ、バカタレっ!やめっ!」
「やらねぇと明日腹痛くなんのはお前だろうが!黙ってろ!」
まぁ、確かにそうなのだが…
文次郎が黙った所を見計らい、留三郎は再び手を動かし始める。
とろとろと文次郎の秘部より白い液体が腿を伝って落ちてくる。
乱暴な手つきだが、確かに掻き出すだけの作業。
…なんだが。
「…っ!」
今まで散々淫らなことをしてきて開発されたこの身体。すでにソコも性感帯の一つ。指を突っ込まれて感じないわけがない。
「ふっ…ぅ…」
「どうした?」
思わず声を出しそうになったが、留三郎が不思議そうな顔をして文次郎の様子を尋ねる。
そうだ、こいつは下心をもってこうしているわけではなく、好意で処理をしてくれているのだ。
あくまで、作業。
それに感じてしまうなんて、あさましいにも程がある。
感じるな、意識するな。
しかし、動いている指が感じる所を掠めるたび、徐々に熱い熱が文次郎の中に生じ始める。
(あと、少し右・・・あ、もうちょっと上・・・)
一番イイ所に指がいかず、今一歩刺激が足りない。
じれったさを感じた文次郎が少し腰を動かそうとした瞬間
「はい、終わったぞ」
一気に留三郎は指を引っこ抜く。
「え・・・?」
急に寂しくなった後ろに違和感を感じる。
中途半端にいじられ、高まった熱がどうにも収まらない。
「で、文次郎」
留三郎が文次郎の顔を覗き込む。
「どうされたい?」
切れ長の目がニヤリと弧を描く。
「はっ!!?」
「指突っ込んでるとき、すっげぇヒクついてんのな。気づかないとおもったか?」
今まで何も気づいていないかのような顔をしてたくせに!!
文次郎が顔を真っ赤にして何も言えないでいるところに
「で、どうしたいんだよ?」
と、追い討ちをかける留三郎。
と、文次郎はその留三郎の首に腕を回し、ぐいと自分に引き寄せる。
「・・・抱け」
小さく早く、でも的確に自分の要望を留三郎の耳に囁く。
「了解」
未だ真っ赤な文次郎の顔を無理やりこちらに向かせ、熱い口付けを与える。
「んっ・・・ふぅ・・・あっ・・・とめ・・・んんぅっ」
一回目よりも大きく声を上げ始める文次郎に今夜は熱くなりそうだと期待に胸を弾ませる留三郎は、ニヤリと一人ほくそ笑んだ。
fin
ケマのじらしプレイパート2でした・・・
へたくそな文章!!(恥)