稜ちゃんは私の気持ちの恩人だ。
でも、それだけの枠じゃなくなってる。私自身、一番よく判ってる。
どうしようもなく「好き」で。
でも稜ちゃんは軽くあしらって…あしらわれる事が悔しいんじゃなくて
「好き」って気持ちを受け取ってくれない稜ちゃんが、キライ。
どうしたら私の気持ちは稜ちゃんの存在の中に居られる?
どうして同じ場所に気持ちは存在していられないの?
−想う気持ちだけが止まらなく加速する−
もうずっと決めてある稜ちゃんへの自分のポジション。
私だけしかないの、奪われないの判ってるのに…
稜ちゃんが攫ってくれた、だけでこれ以上の事を望んでは
いけ ない。
夢を掴むまでは。
2010*6*29