梅にも懲りず桜かな

１瑞鳳殿
経が峰という場所になり、ほぼ山のような場所にあります。
政宗公の他、ご子息・お孫さん(仙台二代・三代藩主)のご廟と歴代藩主や婦人・お子様のお墓やがある、いわゆる墓所。
(供養搭や慰霊碑もあり)
私が伺った時は、バス停も駐車場も山の下にあり、かなりな急坂を登った上に、お二人が写真を取られた階段があり。(ちなみにもう一方の階段は70段で公の没年齢)
残念ながらご廟は空襲で焼失され再建ですが、装飾や彩飾はとても綺麗。
資料館もあり。

２城址
私がご廟から行った時は｢るーぷるバス｣で｢瑞鳳殿前｣から乗車し、｢仙台城址｣で下車←これだと城址の急坂を歩かなくて済む。
城址(本丸)下にある博物館(二の丸)から｢歩いて登れる｣とガイドにあるけれど、私にはムリだった。
比較的平地にある｢平城(あれ？平山城だっけ!?)｣とはいえ、ここもまぁ１のご廟位(それ以上？)はある山の上なので。
ちなみに資料館やお土産やさん、石垣や櫓はありますが、俗にいう天守閣的なものや御殿はありません。
御殿などがあった場所が広場のような眺望が良いところ。
そして政宗公騎馬像は思いの外高いところにいらっしゃいます。台座にはお若い時と壮年期のレリーフがあり。

３松島湾(五大堂)
小さな島に五大明王を奉るお堂があり、堂には櫻葉が探された十二支の彫り物が。
明王は秘仏なので堂は施錠されてます。
また小さな島なので観光客で溢れることも。
ちなみに島に渡る橋は板が空いてるので(梯子的な？)下の海が透けてます。

４円通院
植物が多数あり綺麗。
入ってすぐの石庭は松島湾を模したもの。
ここの本堂は創建時に汐留の伊達家屋敷(←日テレ)にあった納涼亭を移設したもの。
(ちなみに松島にある歓瀾亭は伏見城の山里丸を移築したもの←お抹茶をいただける)
櫻葉がお寺の方と居る木造お堂の中に光宗公(三代藩主になる予定だったけれど、１９歳で死去)のご廟があります。
拝見するのはガラス越しになるけれど、キリシタンや鎖国に不都合な西洋のものを施したご廟を３００年隠していたお蔭で、当時の鮮やかな彩飾がとても綺麗。

５瑞巌寺
私が伺った時も改築中←というか改築中しか見れない展示を目当てで行った。
普段入れない大書院にお二人が見られた本堂に祀られてるお品が移動されているのだけど(BEE!!!下の写真)、
こちらの襖も綺麗で意味があって素敵。
そして写真にあるのは、歴代住職碑と開山僧像。
こちらの右側にご本尊と政宗公・ご子息(経が峰にご廟ある忠宗公で、４円通院の光宗公のお父上)のお位牌がありますが、思いの外大きく彩飾が綺麗。
ちなみに私が伺った時は｢庫裡｣という建物も特別拝観中で、歴代藩主のお位牌も拝見できました。
↑の写真左が愛姫様のご廟。
こちらも特別公開。
瑞巌寺道場裏の山を登ります。(１ご廟や２城址ほどではない)
坂の途中に愛姫様のご出身地の｢福島県三春瀧桜｣があり。
ご廟彩飾は円通院のご廟と通ずる花や葡萄があり。
(葡萄はキリシタンを表しているのでは説あり)

瑞巌寺も円通院もだけれど、松島はあちこちに洞窟(法身窟)の穴があり。


１・２は２００８年
３以降は２０１０年
と古い記録ですが、もし万一ここを見てくださった稀有な方のご参考になれば…。
そして一つだけ。
２城址(３松島湾:五大堂もそうかなぁ←私的にはお寺だけど)以外は、お寺・墓所ですので、どうぞそこのところだけお願いいたします。
m(__)m