始まりがあれば終わるもの、とは分かっているけれど、とうとう終わってしまった…。
私事ですが、このドラマと潤くんドラマが始まって寝不足+太りましたorz
ドラマリアタイ中にグビグビとビールを飲み、直後のリピでもグビグビし、後日のリピも勿論…明らかな堕落とコスパの悪さ。
そしてリアタイ直後リピしてそのまま眠りにつくから、浅い眠りの中でドラマ内容を反芻してしまい、寝不足。
翌日以降も睡眠時間削ってリピ。翌朝にいたっては出勤前からリピ。
そんな日々が次の日曜で終わってしまうのは、嬉しい反面とっても淋しいなぁ。
追記、めっちゃ長文ですのでご注意を。
番宣などで語られる「意外なこと」「事件」などはそうでもないことが多いので(←)、鵜呑みにはしてなかったけれど、普通に「夢に向かって別れる(+別れて数年後にお爺ちゃんの土地で再会)」とかじゃなくて、まだエヴェレストを登頂中で良かったなと。
でも、「詰め込み過ぎ+テンポが速過ぎ」感がかなり否めなかったので、やっぱりもうあと1話あったら良かったなぁ〜と、セカムズロスとか関係なく単純にそう思った。
最終話にして、成長しつつまたもやお子様に戻ってしまった感のある社長のツボは、
村沖さんから「(美咲ちゃん)は本を貰って嬉しかった」と聞いた時の表情
なんと言ってもVネックシャツ!!
クーパーのドアを開ける仕種。
「(お爺ちゃんの)土地に入ってもいいか?」の言い方。
お風呂屋さんの番台に乗せられた腕。
パパに対しての「飲む?」の言い方
ジャケットの内ポケットにスマホを出し入れする仕種。
シャンパンを注ぐ動作。
とあるけれど、やっぱり、
2回目のチューの前、美咲ちゃんを抱き寄せる時の表情。
嬉しさや切なさ、安堵・大切さなどが窺えて、とっても良かった〜。
大野さんの作る細かな表情変化は前々から好きだけれど、表情筋の使い方に脱帽+だから感情移入しちゃうんだろうな〜と。
そして私事第二段ですが、
Vネックシャツも好きですが、「シャツに出る鎖骨ラインの皺萌え(伝わるか!?)」なので、最終話はこのライン皺が沢山あって萌え萌えでございましたm(__)m
お爺ちゃんの土地に入る前に並んだ「社長・クーパー・美咲ちゃん」が見事なボーダー揃いで笑えたのだけど、あれって何の意が?クビアカトラカミキリ?
でも「しりとり」にはクビアカトラカミキリ出ないんだよね。
しかもこのしりとりが秀逸かつ巧妙で。
どうでもいい言葉が入っているようで、想いを表す言葉が沢山あって…まぁ社長の「キス」や「警戒態勢」が最たるものなのだけど、「いさなみすやお→汚名返上(できたね!?という意味だと思われ)→ウルグアイ(の愛でハートマーク)→いさなみしほ→本音(「が知りたい」か「キスは本音」かと)→寝癖(いさなみ先生)」と。
でも「くちびる」は偶々なのかな?美咲ちゃんが仕掛けたのかな〜とも思ったり。
この草むしり&しりとり中の美咲ちゃんの可愛さったら!!可愛い〜連発してたわ!!
帰り際、社長のクーパーに手を振るのも可愛くて、メールにしほさんが出したことと併せて、美咲ちゃんの想いは完全に社長に戻ったと分かったよね。
(ただ果たして帰りの車中で社長はおしゃべりできたのか!?)
だからお風呂屋さんに社長を連れて行って、親しい番台のおばちゃんにも紹介したんだよね。
そしてチューを可愛いのと綺麗なので終わらせたのが、このドラマの今までの「社長の奥手っぷり・質の良さ」を台無しにしてなくていいなぁ〜と。(もうキスするの!?と思ったし、アップで見たかったという気持ちもあるけれど)
美咲ちゃんの家で寝てるのも手つなぎだけで…というのも良かったし、だからこそ老若男女問わず見れるドラマになっていたと思うし、いやだからこそあと一時間早い時間帯でやって欲しかったな〜という気持ちもあったり(←それは己の睡眠時間の問題でしょ!?)
過去にできなかったことにトライする社長も可愛かったな〜。
それがキスでありバラの花束であり、我慢することにもなるのだけど。
水族館デートでは美咲ちゃんの好きな魚を聞いただけだったことの回収が二人のデートシーンで何気なくされてるのも良かったなぁ…イサキとミサキを間違えるのも面白かったし。
まさかジャックまで再登場するとは思わなかったけども。
三浦の狂言回しの配役も良かったな。
物語に軽さを加えてくれていて、ウザくなり過ぎない加減も良かったし。
というか、三浦は舞子さんにシフトチェンジした!?
リアタイ時に最後の結婚式のシーンでそう思って、リピしたら社長宅で舞子さんがお蕎麦をタッパに入れてるシーンでそんな感じがしたけども。
白浜部長に驚きつつも、受け容れる企画開発室の皆さんは優しいな〜と思ったり。
やっぱり「恋は世界一難しい」んだね。でも、まひろちゃんは白浜部長の人柄に惹かれていたんだね。だから諦めなかったんだよね…お二人が上手く行きますように。
そして、リリコさんも和田社長の人柄に惹かれてのことでいいんだよね!?
苦労しなくていい分のお金はあるかもだけど、畑仕事している人についていくんだから。
舞子さんに対する和田さんも格好良かったな〜。リリコさんに気を遣いつつ舞子さんも気遣って。一度好きになった女性を蔑ろにしないタイプだな、うん。
あと、和田さんに口止めできる社長の進歩に「おぉ!」と思ったよね。まぁ負けず嫌いと感化されっぷりは相変わらずあれだけども。
和田・リリコカップルがペアルックみたいな格好で社長室に現れたけども、これって「結婚というエヴェレストに僕たちはハイキング気分で登頂しちゃいました」的な意図があったら、凄いなぁ。
番宣での「指が細い・キュウリ嫌い」発言の謎が最終話で分かったよね。
確かに美咲ちゃんキュウリ食べてないし、なんなら社長が食べてたし。
で、この美咲ちゃんが食べるのを親子で同じポーズで見てるのね。(組んだ手は逆だけど)
最終回前の番宣での二人の空気感がとっても良くて。初回前の番宣でもホワホワ感はあったけれど、信頼感?というのかとにかく良い空気で、それが前回の抱擁後からの二人シーンに表れてるな〜と思ったり。
社長宅といえば、
お蕎麦後、テラスで社長と美咲ちゃんが話す後ろで石神さんは寝てる幸蔵さんに話してるの?
あと、美咲ちゃんと同棲するためにパパに「咳の練習しろ」のくだり。
パパと同時に「怖い」とテレビに向って言ったよね。咳の練習って!!社長は本当に必死さが空回りするなぁ。
美咲ちゃんもそれが分かってるから「信じていいんですか?」って聞いたし…でもちゃんとそこで引けたのは、社長進歩ですよ。しかも素直じゃないけどパパにも「ごめんとありがとう」は伝えられたしね。
パパに「俺の遺伝子が入ってる」と言われた時の社長の表情も良かったな〜。
仕事は社長が上手でプライベートは美咲ちゃんが上手な構図も良かったな。
その純愛の最後は尻に引かれてしまうのだけど。
同棲について話す時、美咲ちゃんの傷ついた話を聞く時、社長のソワソワ感が手の動きに出ているものの、自分の想いをゲーテ否定をしつつ伝えるのは格好良かったな。
「変われる=Iseekの歌詞」に繋がってることにも「おぉ!」となったし。
そう!社長は空回りするけど、決める時はきちんと決めるのよね。
ていうか同棲ねぇ…長くなると婚期遅れるよね(←)。
まぁ美咲ちゃんはまだ若いし、夢もあるし、問題ないかもだけど。
社長室で村沖さんに「納豆の醤油」を説明する社長の手の動作が面白かったわ!
最後にはその納豆を「えいっ」って後ろに退けてるし。
もう靴下とかどっちでもいいじゃん!面倒だなぁ!と思ったら、美咲ちゃんが気持ち良い言いっぷりしてくれたけども。
美咲ちゃんには臆病になってどうしたらいいのか分からない社長が可愛かったな。
大問題だと思ってることが呆気なく片付いて嬉しそうで。
美咲ちゃんの社長の扱い方が村沖さんに似てきたけども、頼み方とか女子力高いな、うん。
でも美咲ちゃんだって社長が好きだから同じように我慢していたわけで、好きだから靴下の畳み方を変えてくれて。
テーブルに生花があるのは美咲ちゃんが居るからなんだよね。
食事シーンのカレイとヒラメの会話は台本?アドリブ?
翔さんとの対談に行く前の美咲ちゃんの「頑張ってね」も、社長を理解しているからの言葉なのが良かったな。
それだけあの一年で二人の距離が縮まったのだろうと。
対談後に撮った握手の写真も社長室に飾られるのかな。
最後、美咲ちゃんとの2人のシーンではなく、あの3人で終わるのも良かったな。
初回の「このまままっすぐご自宅でいいですか?(ニュアンス)」と同じ台詞を石神さんが言うのも良かったし、
5話で美咲ちゃんの答えを聞いた後に咲いた観覧車のイルミネーションの花が、最後綺麗に咲いているのも、二人の素敵な関係を表しているようで、とっても素敵でした。
好きになればなるほど臆病になり欲は増え、長所も短所も表裏一体だと、何気に深い部分もありつつ、
世界一のホテルを目指すのに必要だったのは、愛でした。
というオチ(?)の、穏やかでキュンキュンする温かく素敵なドラマをありがとうございました。