梅にも懲りず桜かな

最初は景綱さんが梵天丸の右目を切り出すエピソードからモノローグ(？)で始まり、物語としては小手森城撫で斬り後から始まり人取り橋の合戦後までとなります。

当初一話読み切りだったそうで、一話目ですぐに輝宗公は他界されてしまいます。

この作品での政宗公は「一人で抱え込み言葉少なく、周りには強行手段を取ると思われている」タイプです。

通説とは若干エピソードが違っていたり、政宗公と景綱さんの見た目がどことなくアニメのバ○ラちっくだったりしますが、結構すんなり受け入れられました。
(成実公に至っては短髪で顔から全身にムカデのタトゥーが入ってる。佐竹氏はメガネでした)

また(今のところ)義姫が悪役でなさそうなところと政宗公と小次郎様との兄弟仲が良さそうなところが良かったです。
そして景綱さんが身分相応な感じだったので良かったです。
(上手く言えませんが、例えば成実公と景綱さんは、景綱さんの方が１１歳上とはいえ、身分は成実公の方が上なので、物語とはいえ景綱さんの言動が身分をわきまえてないと、どうしても私は引っ掛かってしまうのです…←私がちっちゃいだけの事ですけど(;^_^A))

とりあえず「１巻」となっているので次巻もあると思いますが、「小次郎様の成敗をどうするのか・誰を悪役にするのか」「政宗公がどうやって伊達家を束ねていくのか」など気になります。