スポンサーサイト



この広告は30日以上更新がないブログに表示されます。

ぼくが神様

賀状をようやく書き終えた。来年はもっときちんと書こうと思う。
それぞれの年賀状におみくじシールを貼った。コインで削ると下から運勢が表れるというものである。こちら、一見ランダムで製作されているように思えるが実はどのシールに何の運勢が隠されているかすべて決められていて、貼る人(シールの持ち主)だけがそれを知ることができる。
シールを貼る私が神様なのだ。
今年の運勢百八円也。煩悩と同じ数字也。



年末に買っておいた本シリーズその二のMOEを読む。今年のランキングはけっこう魅力的なラインナップだと思う。個人的には『まばたき』が入っていて嬉しかった。十位は二作品が同票数でランクインしているからもし一票でも少なければだめだったのだ。
好きという気持ちだけで投票するのに、そのささやかな「好き」が、作家と、本の人生を大きく変えることがある。
意識しないまに私たちが神様だった場面。お客様は神様です、という言葉はある意味で本当なのだろう。

葉書を整理していたら友人のつくった本が出てきた。もっとこの人の書くものが読みたい。願いをかけたら、友人は再び神様になって物語を書いてくれるだろうか?

昨日は前田さん、今日はまた違う友人、少し未来になれば、さらに別の友人の関わる本を読むことができる。
今年は様々な場面で、様々な知り合いの携わる本を読むことができるかもしれない。そういう一年であってほしいし、そうなるだろうと思うのだ。



前の記事へ 次の記事へ