胡蝶物語

朝御飯も食べずに部活へ向かう。
左右で大きさの違うイヤホンから聴こえるのはボーカロイドの滅茶苦茶早い歌。
何て云ってるか歌詞に意識を集中すると聞き取れた歌詞に思わず吹き出しそうになる。
普段なら5分程しかかからない駅までの道程が雨のせいで大渋滞。
バス停の間で下車ボタンを押すとスピーカーからよくわからないアナウンスが流れる。
すぐに降りると叫んでやり雨の中を昼御飯はどうしようかなんて考えながら歩いていく。
いつの間にかバスを三台も抜かして駅に到着。
改札の手前でサンドイッチを買おうと思った店が閉店していた事を思い出す。
このまま食べずに部活をしたら倒れないかなぁなんて下らないことを考えてホームへのエスカレーターを上る。
見えた電車の屋根にタイミング悪いとか思いつつ残りを駆け上ってみると時間調整のおかげで間に合い駆け込む。
いつも乗り込むドアの近くまで移動して丁度空いていた席に腰を卸す。
急に痛んできた右足に顔が歪みそうになるけど耐える。
昼御飯は学校前のコンビニかな。



ふと思い付いたので書いてみる。
全部事実ですが私の足はいったいどうしてしまったのだか。
来週練習試合なんだから肉離れとかヤだかんね！