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母という病

岡田尊司さんという方の新書を読んだ。
出版はポプラ社、これ以外にも「発達障害とは〜」とか重めの本を記していらっしゃるよう。


ネサフして広告で見つけた時に「病」って呼び方が新鮮というか、ああそれそれって呼ばれた気がしてAmazonにて購入。


少し読んで、レビューがあれこれついていたわりには読み物としては向かない本かなという印象だった。
論文を書くなど、資料として捉えて読むにはいいかもしれない。

内容は著者が精神科医として接した人の、こんな症状を抱えていて生い立ちがこうで結局は〜という、症例の羅列が大半を占める。

メンタル系疾患を持つ人ばかりでてくるのも、精神科医なのだから当たり前ではあるけれど、だからこそ感覚共有をしづらく重く感じるところもあった。


とは言え、遺伝子的に日本人が不安を感じやすい種であるとか、出産の時に分泌されるオキシトシンという物質が女性を母親に変える−−などの医学的視点はとても興味深かった。

オキシトシンが子供に尽くす行為を喜びに変え、不安やストレスを和らげるというのだ。
一部の母親が、子供なんて産めばなんとかなると言うのも頷ける。体がそういう作りになっているのだから。


最後の後半部分でようやく、病に苦しむ人への対処方法が挙げられる。


読んでいて一番安堵したのが、母親以外の安全基地を作ることをすすめていることと、病に苦しむ人はそういう人に出会えるようになっている、とあったことだ。


鼻が効くんだろうなあ、と嘲笑する一方でそういう経験があるからこそ分かる力というのは、何だか不思議なものだなと思うのだ。
そういう人に出会えるべくして、与えられた過去というか。


読んでいる途中、若いお客に接する機会があったのだけれど。


前なら「チャラチャラしているなあ」なんてどこか批判的な眼で眺める自分がいたけど、それほど嫌悪感がなかった。


誰かを許せる自分でいられることは、とても幸せなことかもしれない。

diary

手帳を買ってからずっとマメに一日のこと書き留めていたんだけども。


今月は二週間近くスカスカになってた。


面白いのは、それが体調不良になった日から。
なんて分かりやすい(笑)


イライラしたりするけど、我慢で治らないこともあるんだから、無理して戦わない心の余裕が欲しい(´・ω・`)

春一番

今日は風が強かった。
私の人生に吹いてる風と似ている気がする。


明日はあれを調べるぞ。

花粉症の薬もどのくらい残ってるか確認しよう。

3月は余裕がなくなってくるから、いつも以上に大事に過ごそう。

夜の夢


誰でもいつかは手放す

お気に入りのぬいぐるみ、ママのぬくもり


夢を、現実を一人で渡る
夜を繰り返す

***


ぬいぐるみを貴方の手にかえる

怖いものは何もないと


眩しい朝、光さえ掴めると
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