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◇ever

***

願うほどに遠ざかるもの


遠いあの日々取り戻すため
ひたすら駆け出す毎日


下を見てはだめなの
きっと足がすくんでしまうから

前だけを見てもだめなの
苛立ちは恐怖にも似ているから



私が歩ける道こそが
明日につながってる


***




自分を疑う日もあるんだ、少しだけね

だから詠うんだよ、忘れないために

暗闇に堕ちてしまわないように

◇in the mirror

◇◇◇

鏡よ鏡
映しておくれと
覗き見る、己の欲望

そして感情


私が抱いていたものを
あの子が抱えていたなんて

翳る瞳に映る、遠い日の私


磨けばいつか消えると知らぬ幻


◇◇◇
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◇腕

***

差し伸べられたはずの腕に
いつの間にか突き落とされている

溺れて足掻いて
這い出てた時に
私の腕にすがりつくものがある

そうしてまた差し伸べられる
その繰り返し

自分とは違う形のものだとも知らずに

***
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◇風の墓標-足跡-

***

駆け抜けてきた道の上に
僕の全てがあって

これから目指す先に
僕のこれからがある

誰の道でもない僕の道
だけど確かに君がいた

旅立つ前にそっと
ここまで来たよ、と風にささやく

***
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◇child

***

正しいことをしたいだけなのに

正しくないことをやらなくては生き残れない気もする


そんなことを考えるのは子供であるからとも


子供の何が悪いのか
大人の何が優れているのか

胸を張って言えることを
まずは示してほしい

大人を免罪符にするのならば

***