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村長35「たかねとぐだの大暴れ日記・そのさん」


話題:とびだせ どうぶつの森



その日、わたしはひとりの女を待っていた。
女の名前はぐだ。
たくさん村という先進村の村長だ。

彼女とわたしの関係はとても一言では言い表せない。
言うならば、「執事の妻と、その主である王子の恋人」であろうか。まあそんなことはどうでもいい。

約束の時間になり、来客の訪れを告げるアナウンスがはなびら村に響き渡る。

そしてついにぐださんはやってきた。

……が、なんと、ぐださんは同伴者を連れていた。

あ……あれは、まいこちゃん!
まいごのこねこちゃんではないか!
我が村にも出現したことがあるが、シカトして放置したまいこちゃん!

そのまま駅でまいこちゃんと別れたぐださんは、はなびら村の大地を踏みしめ、わたしの前にその姿を見せた。

「ゴライアス!」

バカのひとつおぼえのように挨拶するわたしに同じく挨拶を返すぐださん。
さすが我が魂の盟友。

お土産の多さも半端ではない。

まずは今回のメインイベント、「ぐだとらっきょ、涙の再会」の為にらっきょを捜す事に。たくさん村から引っ越してきたらっきょはさぞかし喜ぶ事だろう。
しかしなかなからっきょが見つからない。
方々を捜し歩いた結果、彼は博物館で芸術鑑賞をしていた。

感動の再会を果たしたぐださんは、タックンに会いたいて言い出した。
不承不承頷いたわたしは、のろのろとタックンの住処へと向かった。



楽しそうに会話をする二人。だが、そこにわたしの入る隙間はない。
仕方なく遠巻きに二人を眺める。

それから、他の村人にも紹介にまわる。

ついでに風邪で寝込んでいる筈のサムを見舞おうと家に行くと……。



なん……だと……?

それほどまでに重体だというのか?
無事を確かめたいが、中に入れて貰えないのであれば仕方ない。ひとまず退散することにした。

その後、手紙を書きたいと言うぐださんと一旦別れ、村を見回る。

その時、ハルマキがこんな事を言い出した。



知らない人がいるから敵だと思ったらしい。

こんな平和な村でくらしていてなお、敵襲の心配をしているとは、彼は内戦の多い地域ででも育ったのだろうか。

そんなこんなしているうちにツアーに行く事に。

南国気分を盛り上げる為に変身だ。

トゥっ!



青アロハがわたしで赤アロハがぐださんである。

今回かっぺいのBGMは割愛。

島に到着し、ツアーで大暴れする我々。

正直に言うとこんなときくらいしか南国には来ない。
甲虫狩りも2週間に一度くらいというペースなのだ。

楽しいひとときをすごしていたが、残酷な時の流れが二人を引き離す時が来た。

そろそろ日付が変わろうかという時間になり、わたしたちの蜜月は終わりを告げた。

村に戻り、駅までぐださんを送る。

「またこいよ」
「じゃーな」

と、男らしい口上で別れる二人。

そして発車する列車…………。






こうして二人の短い逢瀬は終わった…………。














途中から主旨変わった気がしないでもない。



追記はお返事です。
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