話題:病院

最近頭痛の頻度が尋常ではなく、ついにこの間仕事を欠席するという未曾有の事態を引き起こしました。

頭痛自体がもう何年も続いているし、もしかしたら何か病気なのかもしれない、と思って本日病院へ行ってきました。

個人病院みたいなところは行き慣れているけれど大きな総合病院は十数年ぶりだったので、どこへいって何をしたらいいのか全くわからずに田舎モノ丸出しで院内をうろつく高嶺。

それでもなんとか診察までこぎつけたのですが、なんだか頭の断面図を撮る、芋洗いみたいな名前の機械で検査をする事になりました。
……MRIか?

そうくるだろうと予測はなんとなくしていたので、ピアスは家から外してきてました。乳バンドも着用せずに出掛けるべきかと思ったが、ノー乳バンドで出掛ける勇気はさすがの高嶺にもありませんでした。

で、案の定金具のついてるものは全て脱がされ、検査服にお着替え。頭撮るのにズボンまで脱ぐ必要があるのだろうか、と疑問に思わないでもありませんが。

眼鏡を外して、耳栓を装備させられて待たされました。5感のうち2感を封じられて待つというのもなかなかつらかったですよ。

そしていよいよ高嶺の番がやってきました。
しかし、高嶺はパニック障害持ちなので狭い空間で15分も大丈夫かな……パニック障害の薬飲んだ方が良かったかな……とか考えても、時すでに遅し。
寝台に寝かされ、身体を固定され、額と顎もがっちり固定され、おまけにアイスホッケーのマスクみたいなのもかぶせられ、普通の人でもパニックになりそうな状況なんですけど。

右手にナースコールを握らされ、「具合が悪くなったら押して下さい」と言われましたが、もうすでに具合悪いんですが。

そして検査が始まり、機械の中へインシテミル。

狭い中で身体を動かせず、ガンガンゴンゴン大きな音が鳴るのはもう、すっげえ怖い!
しかし恐怖に負けてナースコールなんて押したらヤツらの思うつぼだ……心は決して屈しない!と思い、ただひたすら歯を食いしばって耐えました。ナースコール押して中断しちゃったら余計時間かかるだろうし。

はい終わりましたよー、大丈夫ですかー?とか言う声がおぼろげに聞こえてきて(なにしろ耳栓装備中)、拘束が解かれていきました。

……今までの人生、俺をこんなにもビビらせた男はお前が初めてだぜ……とか、MRIに妙な友情を抱きつつ、検査室を後にしました。



まあ、結果を言うと、脳は正常。

頭痛の原因は市販の頭痛薬を飲みすぎた為に起こる、薬物乱用性頭痛、だそうです。

なので、市販の薬は今後中止。偏頭痛予防薬を服用して改善していく事になりました。

市販の頭痛薬を飲めないのはかなりつらいと思いますが、2、3ヶ月後には楽になってる筈、と先生に言われたので、がんばってみます。

次の受診日を予約して薬貰って帰ってきましたとさ、めでたしめでたし。



お薬と一緒にもらったプリントに「お薬の説明書です☆」って書いてあったけど、☆は必要なのだろうか……。
薬剤師さんが茶目っ気を出したい年頃なのかもしれませんね。



追記にお返事。