「あのさ…。」
いつもの冷たさを含んだ声。
だからといって貴方が優しくないかといったら、そうじゃなくて。
冬の訪れを感じさせる澄んだ空気のような声。暖炉の温もりに包まれたくなるような。
本人に言ったところで、「は?」で終わるんだろうけど。
そんな声で話しかけられるから、熱を逃がそうと開けた窓を閉めそうになる。
「えーと、マカロニグラタン、食べ飽きたんだけど。」
言いにくそうに言葉を続ける。
「しばらく食べなくても大丈夫かなぁ、なんて。」
それもそうだろう。2週間の間、2日に1回のペースで作れば飽きも来る。好物だから作ったわけでもないし。自分自身、そこまで好きでもない。作る過程が楽しくて、何となく作っていただけ。
「うん、わかった。しばらく作らない。」
そう言った途端、さっきまでの表情は消え嬉しそうに笑みを浮かべる。
そこまで我慢しなくてもいいのに。冬の厳しさなんてまるでない。そういうところも好きなんだけど。
日が傾く空をぼんやり眺めていたら、何かを探してる仕草が目に入った。
「ねぇ、靴下知らない?」
「テーブルの下。」
小銭なんかをポケットに入れている。
「どっか行くの?」
「自問自答に、かなぁ。」
いつもよりは分かりやすい返答だ。
「夕飯までには帰って来てよ。」
座ったまま振り返って言うと目が合った。
「うん、なるべく。」
冬の空気を纏ったままふわりと笑う。
夕暮れのオレンジが降り注いで、別世界に染め上げていた。
我にかえるとドアを開けてる姿。
「あっ、今日はかぼちゃグラタンにするから。」
「……それ、何ていういじめ?夏だしさ、麺類とかどう?ほら、そうめんとか。」
「そうめんか。今日は暑いし、ホワイトソースで煮込んでみようか。」
「カオスな香りがするから却下。」
「……仕方がない、わかったよ。今日はそうめんね。」
「うん。」
そう言うと淡く微笑んだ。
だから、貴方には適わないんだ。その微笑みと声がある限り断れる日なんて来ないのだろう。
「あっ」
ドアに手をかけたまま貴方が振り向く。
「夜中、予定空いてる?」
「生憎、夜中は夢をみるという予定で埋まってるよ。」
「そっか、予定空けといて。じゃ、行ってきます。」
姿が消えて玄関のドアが閉まる音がした。
予定をなんか入れられるわけがない。わかってて言ったんだろうけど。
貴方に勝てる日は来るのだろうか。
「っていうか、夜中まで帰って来ない気かよ!」
落書いてたら
1時間半が経過していた。
途中、音楽聴き入ったりしたけど。
集中はしてなかった。
後悔はしてた気もする。
無駄に長くなって
自分でびっくり 笑
性別とか、
なんやかんやがないのはあれだよ
恋愛でも友情でも
BLでも百合でも
なんでもご自由にどぞ。
ってことさ
2次創作ギリだけどな
読む人が読んだら
絶対わかるw
夏より冬の空気を纏った声の人が好きだ
優しげなオーラとか
笑みがあれば確実におちる
不意打ちは反則だよね
素晴らしく眠い。
冬の空気な声で通じる人がいたら、あなたは私だ。
髪乾かないけど寝る。
眠いもん。
私には夜中の約束はないしw