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就活事情

話題:就職活動

2011年12月某日
学内における、12卒の就職希望者の内定率が、58%だった。

お世辞にも優秀とは言えない、わたしの大学。
13卒の数値はまだ知らないが、さらに悪化しているとか。

12卒においては、なんだかんだで卒業までに就職率90%を実現したらしいが、それは就職希望者の中での90%である。
キャリアセンターに通い詰めて、手当り次第受けて、なんとか内定をもらってくる。

今日は、今年初の登校日。
まだ、就活を終えていないゼミの子は、履歴書とESをにらめっこしながら、同じく就職先が決まっていない学生と、傷の舐め合い。

ありがたいことに、5月半ばに内定をいただいたわたしは、学内ではエリート扱い。
今わたしは、内定先で、新卒の求人広告の営業をしていて、人事の方と話をする機会をたくさん持てている。

話を聞いていると、『秋採用以降は学生の質が落ちる』といった話がたくさん出てくる。
上司と話していても、この話は出てくる。

学生を『質』という言葉を使って、学生に良し悪しがあるかのように、表現する。
確かに、あらゆる意味で優秀な学生と、そうでない学生が存在するのは事実である。

例えば、学歴というフレームに当てはめたら、わたしは質の悪い人間だ。

企業は、それぞれ欲しい人材のフレームを持っていて、そこから漏れる学生は、その企業にとっては、質の悪い人材なのかもしれない。

でも、どこからも好かれる人材もいれば、どこからも避けられてしまう人材が存在するのも事実である。

残念ながら、後者に当てはまってしまった学生の末路は、手当り次第受けて受けて、なんとか内定にこぎつける。
内定がゴールの就活をすることになる。

そんなの寂しい。

社会はそんなに甘くないんだよ、
と言っているようにも聞こえるけれど、やっぱりみんながもっと幸せになれる生き方ってある気がしていて。
だからこそ、学生の意識も、採用の環境も、共に変革していきたい。

夜中の、そんな戯言。


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