ある瞬間の思い。
少し経ってからの思い。
だいーぶ経ってからの思い。
それは、少しとだいーぶが、同じ事が多い。
そして、瞬間と、少しとだいーぶでは、違う事が多い。
残念なのは、どうやら少し経ってからの思いと
だいーぶ経ってからの思いの方が正しい事が圧倒的に多いこと。

気づけなかった。
当たり前に在るものが、こんなに儚く失われてしまい
それを失くした時に味わう絶望感はあまりにも巨大だと。
だからどんなに尊いのか。
どんなに慈しんでも足りない位大事にしなくてはいけないのか。

落ち込んでるとかじゃなくてね、何かふと思った。
自分て、そんなに夢中で走って来たわけじゃないのに
何となく調子乗ってぬぼーっとしてる間にこんなになっちゃってた。
老けてた。夢を無くしてた。
一生懸命生きてなかった。
もう若くないとか嘆くより、
今からの途方もなく長い人生をどう過ごすか。
それが大事なのかな。

もっともっと時間が経って、やっぱり今の私が持ってるもののかけがえのなさに気づくのかな。
全てはあまりに儚い。
あまりに無情。
何て残酷なんだろう。
今気づけなくても。

最初から、時間が経った時みたいに冷静に、客観的に判断できたらいいのに…

次にエレクトリカルパレード見たら、号泣しそうだ