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きたたああああああ


来週のジャンプには赤司様が出るのかしら?
来週のジャンプには赤司様が出るって信じてる
てか赤司様の試合がやっと見れる
待ってた、この日を。もし来週赤司様が試合してたらジャンプ買う、絶対買う、赤司様の為に買う、買っちゃう、永久保存版。何このイケメン、どうにかして欲しいわ。
公式ファンブック買いました、心臓が痛い。
赤司様ーーーー。早く来週にならんかな。

黄瀬君のモテっぷりにすげぇと思う、絶対フラれないって何よ、そのイケメン。笠松先輩に蹴られちまえ



ファンブックにもあった質問を夢主にもやらせてみようじゃないか、こんちくしょーめ。でも何で赤司様が居ないんだ、ちくしょーーーー。気になる。


はい、今週のジャンプのネタ



試合中、黒子の声が体育館に響く、只でさえ影の薄い黒子が叫んだ所で周囲は誰が叫んだか分からない。そんな声に梓は笑う、つけていたリストバンドをベンチに投げ、長い髪を縛り、今までとは別人のような顔つき、一瞬にしてコートの空気が変わる。これが「神に選ばれし5人」の1人、チーム内でも驚きを隠せない。
独特の雰囲気を漂わせる梓。

「恐れを知らない鬼神が目覚めた」

誰かが呟いた。
投げられたリストバンドを持とうとしたら重く片手では持ち上げられない。
この試合は本気を出さないと勝てないと判断したのだろう。今まで本気出さなくても勝ててた、でも桐皇戦では本気を出す前に負けた。理由は分かってる。黄瀬と青峰だけが競っていて梓が本気出さずに終わってしまったから。
黄瀬には「また次がある」と言って励ましたが本当は悔しかった、負けたくなかった。自分だったら青峰を倒せたかもしれなかったのに。その思いだけが梓を追い込んだ。負ける事を知らなかった中学時代、負ける事がこんなにも悔しい事だとは分からなかった。
もう負けたくない、この試合を引退試合にしたくない。
梓は後輩が嫌いだ、そんな後輩が今目の前に2人いる、黄瀬と灰崎。この2人をどう黙らせようか試合しながら考えてた。
「キセキの世代」と呼ばれたからなんだ?
「キセキの世代」でも「神に選ばれし5人」には勝てなかっただろう。

「黄瀬」

梓の一言で動きを止める。
いつもなら「黄瀬君」と呼ぶ梓が黄瀬の事を呼び捨てで呼んだ、チーム内でも戸惑いを隠せない。

「灰崎の事倒せないの?」

あえて挑発するように問いかける。
今の黄瀬は頭に血がのぼってる状態で挑発するとは、笠松が止めようと2人の間に入ろうとするがそれを梓が止める。

「灰崎も倒せない奴が僕達を倒すとか言ってんなよ」

そう言った瞬間ボール黄瀬と灰崎の横を素早く通りぬける、振り向いた時にはもうゴールを決めていた。何が起こったのか分からない、ただ横を素通りしただけなのに目を離したときにはもうゴール下にいた、振り向いたらボールはゴールを決めていて、気付いた時には2点入っていた。
笛が鳴りプレーが始まる、灰崎が梓を止めようとマークするが小柄な体を活かし灰崎の横をすんなりと抜ける、灰崎が振り向きボールを奪おうとするが梓の手にはボールが無かった。そこからの距離で3Pを決めるとは誰もが思わなかっただろう。この距離は緑間がよく試合で見せる3Pと同じ距離、その細い腕の何処からそのような力が発揮しているのだろう。

「僕を超えるんだろう、だったらいつまでも点数とられてんじゃねーよ」

「梓さん」

「僕は弱い人間が嫌いだ。だから今の君は大嫌いだ。いい加減目覚ましたら?君達が特別だと思ってるのも大概にしなよ」

梓は黄瀬にボールを投げる。

「そんな程度の黄瀬に僕達は興味ない」

海常のバスケ部に入部した時黄瀬は言った。
「キセキの世代」を超えて「神に選ばれし5人」も超える男になると。その言葉を梓は信じてる。黄瀬なら梓を本気にさせてくれるプレイをしてくれる、そう信じてる。

黄瀬の活躍もあって海常が勝つ。
勝って挨拶するとチームと喜び合う事もなく体育館を去る梓、そのあとを追う黄瀬。

「何でついてくるの?」

黄瀬がついてきてた事を気付いてた。
何故と聞かれて「なんとなくっす」といつもなら言えるが今はそのような事を言える雰囲気ではない。何処か機嫌が悪い。半分は自分のせいだと気付いてる、勝手に暴走して負けそうになっていた自分が悪い。

「機嫌とり?」

「違うッス」

「じゃあほっといてくれないかな」

「嫌ッス」

黄瀬は悪く無い。
何となく後味が悪い試合になってしまった事が嫌だった、後輩にあたるのもいけないって分かってる。自分が最初からリードしてれば灰崎に技を奪われなくて済んだのに。ここまで追い詰められなくて済んだのに。自分がこんなにもスロースタートの事が嫌で嫌で試合中に黄瀬に当たってしまった。
確かに黄瀬が1人暴走してた事も正直言って気に食わなかった。また桐皇戦のように黄瀬が中心になってしまう事が嫌だった。青峰を見てるのは黄瀬だったから仕方無いって分かってたけど嫌だった。
これは自分の我儘だって事は分かってる、分かってるのに黄瀬に当たってしまう自分が嫌で嫌で、本当は素直に喜びたかったのに、苛立ちだけが梓を襲う。

立ち止まり、黄瀬の顔を見ず言う

「僕は我儘で自信家で傲慢で試合は僕が中心じゃないと嫌だった」

中学の頃もそう、周りから注目される事が大好きだった。
ちょっと大技出して周りからの歓声を聞くのが大好きだった。
でも高校に入り注目は「キセキの世代」だった。梓達も有名だ、だが「キセキの世代」と「神に選ばれし5人」が集まって争えるのはこの1年しかない。だから周りはこれから活躍する「キセキ」に注目している事にも気付いてた。
それが悔しくて試合で活躍しようとも、みんな梓を見ていない、見てるのは青峰と黄瀬の競ってる姿、同じチームには「神」がいるのに。
「神」同士の競ってる姿は見たくないのか?その焦りもあった。
本気を出せなかった理由がこれでもある。

「桐皇戦でもみんな黄瀬と青峰しか見ない」

「でも仕方ないよね、これから活躍していくのは君達だし、仕方ないって分かってるんだけどやっぱ悔しくて」

梓は黄瀬の顔を見て

「僕は君達を輝かせる為の土台なのかもしれない」

「違うッス」

いつの間にか黄瀬は梓を抱きしめる。
ずっと違うッスと言う黄瀬。
大人にならなきゃいけないって分かってるのに言葉は自然に発してしまって。本当は心の中にとどめておこうと思っていたのに。
梓は自分より2倍ある黄瀬の首に腕を回す、背伸びするように、そんな必死な梓を見てしゃがむ。

「僕は弱いんだ、もういらないって言われるのが怖い」

「俺は梓さんが必要ッス、梓さんに惚れてこの学校を選んだ、梓さんに迷惑かけないように足引っ張らないように頑張ったッス。だからお願い、俺等の土台なんて言わないで。俺にとって貴方は遠い存在でやっと手が届く所まで追いついたのにそんな事言われると流石にショックッス」

「ごめん、弱くて本当にごめん」

ユニホームが梓の涙で濡れる。
いつも強気で弱音を一切吐かなかった梓、そこまで追い込まれていた事に今更気付いた黄瀬。本当は誰より1番梓を支えたかった、1番頼って欲しかった、桐谷のようになりたかった。でも梓は黄瀬に心を開いてくれていなかった、だからこのような結果になってしまった。
海常に来てから梓は我慢する事が多くなった、去年IH初戦で負けた時もずっと我慢してきた。吐き出せる相手が居なかったから。笠松にこれ以上負担かけたくない、他のメンバーにも我儘は言いたくない。必然的に本心を隠すようになっていた。
黄瀬が来てからやっと話せる人がいたと思っても黄瀬は人気者でよく笠松達と一緒にいたから変わらなかった。

「貴方の道を俺が開いちゃ駄目っすか?」

黒子が影と言われるように梓は道と言われていた。
梓は道を開かせる、その開いた道に誰かが渡り勝利に導いてくれる。今の梓にはその人物が居なかった、中学の頃は篠久保に勝利への道を作っていた。

「まだ未熟だし、梓さんの理想の男になってる訳でもない、でも貴方が開く道を俺は歩きたい。一緒に戦って赤司っち達に勝ちたい」

「黄瀬」

「貴方が轢いたレールで俺はバスケをしたいッス」

黄瀬の顔を見るといつもへらへらしてる顔ではなく本気の顔。
この人ならやってくれるかもしれない。
黄瀬なら梓を本気にしてくれるって信じてた、だけどまだ黄瀬に道を開いてはなかった。残り少ない高校でもバスケを黄瀬に託してもいい。
耳元に顔を近付け「よろしくね」と言う。

驚いた黄瀬は勢いよく梓を自分から離す、その顔は真っ赤でそんな黄瀬を見て笑う。

「かっこいい顔が台無しだぞ?黄瀬君」

「卑怯ッス」

「ねぇそれより立てなくなっちゃった」

「えぇぇええ?」

「おんぶして」

両手を広げ、まるで抱きしめてと言ってるかのような光景、そんな梓に黄瀬は笑い「おんぶでいいんスか?」とお姫様抱きをする。さすがにそこまで予想してなかったのか、驚いて何も言えない。
戸惑っていると顔を覗きこんで額に軽くキスをする。キスされた所を手で押える。

「今日はこれで勘弁して下さいッス」

「え?何が?」

「だってここで唇にキスしたら止まらなそう」

黄瀬が何言ってるのか分かっていない。

「俺中学の時からずっと梓さんの事好きなんです」

「嘘?」

「嘘じゃないッスよー、結構アピールしてるのに全然気づいてくれないッスもん。しょげそうでしたッス」

「え?何それ?僕達って両想いだったの?」

「え?」

今度は黄瀬が驚く番だった。
梓は顔を真っ赤にしながら

「いや、その黄瀬君彼女居たから片思いだと思ってた」

「いやいやそれこっちの台詞ッス。梓さん彼女居るから諦めるように彼女作ったッス。でも梓さんの事諦められなくて」

「うわー。何これ?超恥ずかしい」

「じゃあ改めて返事を聞かせて下さい」

黄瀬の顔を見て固まる
聞こえるか聞こえないかの声で「好きです」と囁く。返事を聞いた黄瀬はキスをする。「両想いっす」と言いながら体育館の廊下を歩く。

控え室に戻ると顔を手で覆ってる梓と気持ち悪い位に笑顔の黄瀬がいた。しかも未だにお姫様抱きをしたまま。この状況にどうツッコミを入れれば分からない。

「とりあえずおめでとう?」

森山が口を開く。

「何がおめでとうだ!蒼崎がこんな状況になってんだぞ、おい!海常バスケ部のアイドルを奪いやがって死ね、黄瀬死ね」

「えぇぇぇ。俺が死んだら梓が悲しんじゃうッス」

「さり気無く呼び捨てすんな」

そんな騒がしい中梓は思う
このメンバーだったら「神」を超えられるかもしれない事を





あれ。ちょいネタが長くなってしまった。
また意味分からないネタをすみません

梓は黒子が影になるように、道を作る。梓が開いた道を進めば勝利に導く。帝光時代の相棒が篠久保。
何か設定おかしいが気にしない。


ちょっとネタ(続き)
2人のやり取りを見てた桐皇3人
青峰、桃井、篠久保
たまたま廊下を歩いてたら2人の声、しかもあれ?結構修羅場じゃね?とちょっと空気読めなかったわーと後悔する3人、結構青峰の名前出てくるよ。篠久保は青峰を睨んでればいい。おい、何やってんだよと脇を肘でどすどす。
柱に隠れながら2人のやり取りを見てる3人
キスをしてしまった所を見て男2人は顔を真っ赤に染める、そんな2人を見て桃井は「ピュアだな」と思う。

「手早いな。黄瀬」

「あんま関わった事ないがあんな子だったの?黄瀬って子は」

「昔から梓さんの子好きな事は知ってたけどまさか廊下で告白するなんて」

とりあえず写真撮っとく。
しかもいちゃついてた場所が洛山の控室前だったら最高によし、控室の中で赤司と桐谷は聞こえてくる2人の声にイラつきながらも感情を抑える事に必死。ここで馬鹿野郎、ここを何処だと思ってやがる!と口を出したら負けだと思ってる。
あといちゃつく2人を見たくない。
とりあえず会ったらしめると決めた2人
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