*ちぐはぐ な soliloquy*

しちこくやま病院までは大人の足でも３時間を要する。


しかし少年KANTAは、夕方から自転車を利用して病院へ隣人Ｓの愛妹Ｍを捜しに向かう。

自転車を利用とはいっても彼の身長はそれほど高いわけではなくサドルまで届かない為、実際のところ彼は右脚力のみで病院へ向かい、そしてなんとエンドロールには間に合うという奇跡を成し遂げた。


その存在が奇跡としかいいようのない最強の男、そうそれがカンタ、その人である。












ここで大変恐縮ではあるが、カンタがごく普通の男、少年だったと仮定してみよう。






隣人Ｓの愛妹Ｍ迷子

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少女Ｓ捜索開始

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みな、少女Ｍ捜索開始

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くつ発見

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カンタ、少女Ｓと落ち合う
その後、カンタ、病院へ向かう

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「メイんじゃない」

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不思議な生物のおかげで少女Ｍ発見

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よかったよかった

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「あれ？カンタは？」

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みな、カンタ捜索開始

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くつ発見

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「カンタんじゃない」

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翌朝、カンタ帰宅

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よかったよかった

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「あれ？ばーちゃんは？」








エンドレスな結果に。

いつまでたってもあの可愛いオレンジのエンドロールが流れない。秘密の暗号も森へのパスポートも我々は知る術を完全に失うことになるのだ。





それを全て可能にさせたのが、そう、彼、KANTAなのだ。



KANTAに乾杯！





























けんとさんが最強説です笑






のこり２日！