ミルクな日々

過去を暗く振り返って、ぐちぐち言っててごめんなさい。

彼女との記憶は、思い返すと辛いことばかりよみがえってくるけど…楽しいことも、しあわせを感じたことも、勿論あります。
彼女を好きになってよかった。

今ではもう、過去のこと。
思い出に変わってしまった彼女。
彼女の中の私も、思い出になっているならいいな。



ちょっと、気になってしまう。
メールアドレスを変える前に、連絡してみようか…しないけど。
しないけどさ、どうしようって、考えてしまう。

いつか…いつか友達だった頃に戻れたらいいね。
そう話したけど、やっぱり、無理かな。
わからない。



彼からしたら、嫌だろうな。
そしたら私は、彼が嫌なことはしないから…そう、本当はもうわかってる。


話題:元カノ

私は男じゃない。
私は彼女のことを“女”として見ていたけど、彼女にとって、私は“女”でもなかった。
男になれない、女でもいられない。
私は一体何だったんだろう。



男とか女とか関係ない、そんなのどっちだっていい。
当時はそう思っていた。
だけど、今だから言える、わかったことだけど、性格的なものもあって、男になれない、女でも居られない…それは私にとって耐え難いことだった。

私への接し方、多分彼女は無意識だったと思う。
ただ自分をありのまま出していただけで。



いつからか、彼女を好きな気持ちがどんどん少なくなっているのを感じていた…。
結婚して二人の子供を授かることができなくても、せめて一緒に暮らし、お互いを支えていくことはできるはず。
だけどそんな希望も、だんだん薄れていった。
彼女の性格的なものにも、うんざりするようになって…。



未来、願望、希望
それ以上に、私は、私がありのままの私で居られる場所を求めるようになった。
消えかかる足場…彼女の隣に居る自分に、違和感を覚えた。



随分無理を続けてきた。
気持ちを誤魔化そうとした。
あんなに大好きだった彼女に気持ちがなくなってくるなんて
私自身それが悲しくて辛くて…、一緒に居ることが虚しく思えた。

彼女を大切に思えない私がこれ以上一緒に居ることは、これからの彼女にとってもよくない
一緒の未来を望めないなら、このまま恋人同士ではいられないと、本気で別れを決意した。

何度も、考え直せない？元には戻らない？と言われ、別れたくないと最後まで泣かれた。
辛かったけど、付き合い続けたとして、また同じことの繰り返し。



これ以上傷付けてしまう前に…
私は彼女の手を離した。


話題:同性愛者