2010-7-12 19:09
ずっと見たいと思っていた映画、ユメ十夜(
話題:本日のDVD
)!
原作の夢十夜(夏目漱石著)が大好きで、映像化されていると知った時は小躍りしました、この作品!
とにかく大好きな第一夜を筆頭に、期待と不安で胸を高鳴らせつつ、いざ鑑賞!
(追記よりネタバレしつつ簡易感想。
ご注意下さい。)
第一夜
何故金魚?百合はどこ?
雰囲気はあるのだけど、やっぱり小説の方が素敵だなぁ、というのが正直なところ。
っつーか、着物のスカートめくりに驚愕。すげぇ…!
第二夜
原作のイメージ通り、ですね。
白黒サイレントで作られているから、尚更雰囲気があります。
第三夜
ホラー過ぎる…!怖い怖い怖い((゚Д゚ll))
でも、
「書いちゃおっ」
は可愛いかった(笑)
小説の『前後』が脚色されていて、ちょっと不思議さが薄れたようにも思いました。
第四夜
Σ山本さんッ!
〜何この人、何でこんなに喀血が似合うの…!(殴)
山本さんはこの雰囲気が凄く合ってていいなぁ…。
ただ、夢十夜よりもハーメルンの笛吹男っぽい印象。
第五夜
天探女が怖…!何この悪夢!
…だけど、めっちゃ足が速いのは笑ったww
現代風にアレンジされていたけど、馬は変わらないのか…。
第六夜
Σにわとりーっ!
っつーか2ch語満載ww
ウンケイ凄すぎるッ(仁王の顔をまさかあんな風に掘るとは…予想外ッ)
このアレンジと配役には素直に拍手!
(坦々とした物語ばかり続いてもアレだしね)
良純オチww
第七夜
英語で日本語字幕のアニメーション。
綺麗だけど、不思議な感じはまさに夢十夜で受けたイメージそのもの。
英語ナレーションだからか、異国ファンタジーっぽさが増して、幻想的。
…結構好きだ!
第八夜
チクワすげぇww
ってゆーか…え?コレ、チクワで釣れんの…?
怖ぇよオイ…なんだよコレ…
チャウチャウ、肉まん、その他色々とシュールすぎてたまらんww
藤岡隊長だしねww
第九夜
『子供と神社』って、ソレだけでなにか起きそうだよな…
なんだろう、狂気めいたものを感じた…
結構原作のイメージ通りで、それがまた怖い…。
第十夜
臓器やばい!グロい!『ひでぇ有様』ってレベルじゃないよww
(って思ったら、脚色が漫☆画太郎!なんか納得!/笑)
主演松ケン!(松ケンはこの時代の雰囲気似合うな…素敵。)
狂気ww豚蚊取りww大好きww
まさに画太郎の世界だわ…シュールってレベルでもねぇw
女優さんも松ケンも身体張りすぎww
オチは間違いなく画太郎ティスト…
原作とは話が違ったけど、これはこれでイイ!
(でも原作通りの、崖に豚を落としていく松ケンも見たかったな…。)
っはい以上!
なんかテンションがバラバラで、まとまりのない文章になってしまった…。
一夜〜十夜、どれもこれも楽しめました。解釈の仕方って、本当人それぞれなんだなー。
一つ一つは短編だし、雰囲気的には『世にも奇妙な物語』みたいな感じ。
『夢十夜』も『ユメ十夜』も、興味のある方は是非一度見てみて下さい(^O^)/
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