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『狩矢警部シリーズ』#15「京都タペストリー殺人事件」2015年12月7日(月)

《一角獣の角は男根の比喩》

欧州の一角獣に対応する東亜の幻獣は、龍よりも麒麟が相応しいのでは?

話がつまらないんだから、せめて「貴婦人と一角獣」にちなんだ見立て殺人を豪華に演出してほしかつた。

舞台メイクの白塗りをした杉本彩がニューハーフみたいだつた(笑)。

主人公は、警察の不正について、代議士の遺族には謝つたのに芸妓の遺族には謝らなかつた。これでは、まるで、
「代議士殺害は捜査すべき事件であるけれど、芸妓殺害はどうでもいい出来事だ」
と言つてゐるやうなものだ。

「死んだ人は復讐を望んでゐない」
といふやうなことを言はれた人が
「死者はもう何も望んだりしない」
といつたことを言ひ返すドラマがあつたなあ。死者の代弁者であるかのやうな物言ひは、綺麗事過ぎて安つぽいから止めればいいのに。
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