《8×(3−7÷4)=10》

途中、見てゐて恥しかつた(特に依子と巧が鷲尾君と佳織に泣きながら訴へる場面が)。展開がちよつと強引だった(依子が“バスる”こととか鉄道の切符の数字好きとか)。けど、まあ、落ち着くべきところに落ち着いたから、良しとする(笑)。

白石加代子老婦人は、魔女の類だつたのだらうか。巧が依子の「家鴨口上目使」に漸く気付いて好かつた。50代60代と思しい小父さん小母さん(バスの老婦人、巧母、依子父)が、愛についてならまだしも、恋について「かくなるものなり」と言ふのは、ちよつと違和感があつた。林檎の齧り合ひが何だか生々しかつた。「実は、二人は運命的に結び付いてゐたのだ!」的落ちは、恋愛物の弩定番だ。鷲尾君、佳織と幸せにね!

話題:ドラマ