元ヤンキーの仲間が集つてどうのかうのなんて、ダサくて、恥しくて、糞つまんないだらうといふ予想に大きく反して、つまらなくはなかつた。本当に意外ね　まあ、ヤンキー部分は、確かにダサかつたけど

塚本高史は、当然ながら、風愛友メンバー演者６人より演技が巧かつた。この６人の中では、自転車屋とクリーニング屋が好かつた。万引きGメンは、終盤でカラオケボックスに５人が集つた時に「この人、誰？」と思つてしまつたよ(笑)。

結構、期待してゐたアクションシーンは、――『かぶき者 慶次』の殺陣に比べれば、ヘナチヨコぶりは多少ましだつたとは言へ――残念ながら、かなりヘナチヨコだつた。『ウロボロス』の生田斗真・小栗旬みたいにはいかないのかしらん。やはり、ダンスとアクションは違ふのかね。それとも、ダンスに差し障るといけないから、危ないアクションはできないのか。

視聴率は、9.7％だつたとか。内容からすれば、妥当な値だけど、新ドラマ枠の初つ端がこんな程度でいいのか。かうなることを予想してゐたから、早々に来期の『デスノート』のことを告知したのかな。

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