面白かつた。

石田三成、馬鹿と話をしたくないのは解るけど、愛想よくした方がいいよねえ。それにしても、何だかんだ言ひながら、源次郎に色々教へてやつて親切だ。真田兄弟の手紙の遣取だつて、握り潰して知らん顔をしていればいいのに、わざわざ、源次郎に手紙を返したり、源三郎からの手紙を保管して、そのことを源次郎に知らせたりで、まるで、密かに手紙を遣取する方法の訓練を施してゐるやうだ(笑)。

源次郎は、茶々を牽制するためにきりと理無い仲であるかのやうに装つたけど、これのせいできりと結婚せざるを得なくなるのかしらん。可哀想な源次郎。井戸に落ちて死ぬよりはましだらうけど(笑)。

真田パパは、徳川の真田攻めが取り止めになつた理由をすつかり読み違へてゐて「あらあら。何てことかしら」と思つた。次回は秀吉に冷淡な仕打ちをされて意気消沈するやうだし。以前「儂は海を見たことがない」なんて戯れ言を言つたことがあつたけど、結局のところさういふ人だつたのかしらん。