黒い猫は黒猫

観客を楽しませられなけりゃ､なんら意味がないのさ｡
観客を楽しませようと思うなら､役者が楽しまないとだめだ｡
まず自己満足｡話はそれからだ｡
役者が嫌々やっていて､観客が笑うわけない｡

あたしらがそれをあの子たちに伝えるのには3ヶ月ちょいじゃ短すぎたよ｡
しかも受験期｡
すっげぇ時間もなくて焦ってて｡
高校に入ったばかりの中学4年生は浮かれっぱなしで話なんか聞いてくれないし｡

でもそれは明らかにあたしの指導力不足だ｡
今あの子たちが信じられないくらい先輩らに見放されてるのも､そうだろう｡


ああもう｡
あたしは何をしてやれたんだ｡
真摯じゃない｡
あたしは真摯じゃなかったよ｡
何にも気付けてない｡

優しさは厳しさだ｡
甘やかすのは腐らすだけだ｡
腐らしたのはあたしじゃないか｡


もうやだ｡
マジでへこむ｡

何も出来ねぇな｡

だれか私の脳内に流れてる｢ガンダムじゃない｣を止めてください・・・｡

らーめんず片桐氏の歌う｢ガンダムじゃない｣｡
頭から離れません｡

♪燃え上がらなぁい
燃え上がらなぁい
燃え上がらなぁい
ガンダムじゃなぁい
(ガンダムの曲に合わせて)

こんな調子で一曲歌ってました｡
最後に小林氏が半笑いで
｢じゃあなんなんだよ…｣
ってツッコミに爆笑｡

それが頭の中流れてる現在
サイカは一人でにやにやしてます｡
完全なる思い出し笑いです｡
気持ち悪いと思います｡