友「あ、今のスタッフのお兄さん爽やかイケメンだった」
私「世の中にイケメンはなかなかおらんよ」
友「いや、花火の警備スタッフっておっちゃんばっかじゃん」
私「若かったからか」
友「ああいう彼氏が欲しい」
私「若けりゃいいのか」
友「いや、そうじゃないよ」
私「私はそういうイケメンの彼氏になりたい。そんで若い可愛い女の子と楽しくお喋りしたい」
友「サイカちゃん逆だよ。発想が。逆逆。」
私「そういえばA氏は私に彼氏が出来たら泣くらしい。淋しいんだって」
友「え、あの子どんだけサイカ好きなの」
私「そのくせむこう彼氏いるからね。主張の身勝手さにウケる」
友「えぇぇ!何時の間に!」
私「なんか最近らしいよ。この前演劇部で集まったとき言ってた」
友「へぇぇ。びっくらー…」
私「で、先輩らにA氏泣かすために次集まるまでに彼氏作ってこいと言われた」
友「相変わらず無茶ぶりだね」
私「あの人たちは無茶ぶりしかしないよ。困ったなぁー私ユダヤ人と結婚したいからなぁー」
友「え、まだ言ってるの」←高校からずっと言い続けてる
私「うん。世界牛耳りたい」
友「・・・でもサイカに彼氏ねぇ。でもなかなかサイカのお眼鏡に叶う人がいないよねぇ」
私「ふーん。そう見えるんか」
友「だってユダヤ人でしょ?」
私「あぁ、そっちか」
友「え?じゃあ日本人ならどんなのがいいの?」
私「・・・あ、あれがいい。辨髪。」
友「…ベンパツ?」
私「確か満州の伝統的な髪型で、頭頂部だけ残してあとは全部髪の毛剃って、残った頭頂部の毛髪はみつあみ。」
友「え、何で!?すごいやだ」
私「だってそんな人がいたらテンションあがるじゃん。やべーあの人辨髪だよマジかっけー!的な」
友「ごめん全然わかんない」
私「ただこの場合判断基準が髪型だから、髪型変えたらだめだよね」
友「はぁー。サイカわっけわかんないわー」
私「みんな聞いたー。サイカさん面白いってさー」
友「誰も聞いてないよー。そして誰も言ってないよー」


友人のゆるい突っ込みが大好きです。

今の話を総合すると、私の彼氏は辨髪のユダヤ人か。
それはそれで嫌だな。