昔からそうだ。
つらいことをつらいと言えなくて、なんだってヨユーです大変なことなんて何一つありませんだってあたし天才だし強いからこんなことで弱ったりしません、ってはったりを貫き通して何でつらいのを誰もわかってくれないのって結局ぐぢぐぢになってしまう。

言わねんだから、そりゃ誰もわかんねぇよ。
何中学生みたいなこと言ってんだ。

ほしいのは同情でも哀れみでもない。
頑張ったねって言われたいだけなんだ。


まぁつまり、格好つけたいなら最後まで格好つけろって話だな。
人前で泣いたり弱いふりをしちゃいかん。

前に友人にはったりだけじゃつらいことは乗り越えられないって言われた。
でもブログにげろげろ愚痴吐いて、知り合いの前では馬鹿みたいなふりしとけばなんとかなるって私は知ってる。


バイト終わって、ファミレス行こうよって誘われたけど行くのも断るのも面倒だったし家事があるからって言い訳した。
バイト先の子たちは両親が円満じゃない家庭が多かったし、ちらほら話してたから。
で、それを聞いた先輩が、「狩野さんのうち、お父さんが倒れて大変なんだっけ?」と別の誰かの家庭事情と混同してたから、「それ誰のうちの話ですか、うちは母親が引っ越しちゃっただけですよ」って軽く返した。
そしたらちょっとびっくりしたみたいな顔をしたあとに「そっか、大変だね」って気遣わしげに言われた。
そんなん言ったらあんたのとこも大変だし、まさかそんな大きく受けとめられるとは思わなかったからすごく困った。
そういう反応は両親仲のいい家庭に生まれた子がする反応だと思ってたのに。
家事があることを誘いを断る言い訳にしたから矛盾気味だけど「別に大したことないです」って答えた。

先輩は腹が立つくらい完璧人間で、それが人間性にも及ぶから嫉妬するとか嫌いとかひがみながらもなんだかんだ尊敬してるんだと思う。
だから、そういう優しげな対応をされると弱音を吐き出したくなる。
絶対言わないけど。
そこで負けたら私は何で勝てるんだ。



大したことないよ。
母親が出ていったことくらい。
面倒なのは家事と親父のモチベーションをあげることだけだよ。
別にどうってことはない。

ちゃんとしよう。