もっと強くなりたい。
自分の腑甲斐なさに泣いたりとか、情けない。

一番になりたい。

頭の中色々ぐるぐるしてるから、まとまらないけど。

僕の生きてる上での命題は、やっぱり自分が女であるということで。
怖くて仕方ないんだよ。


例えば私の性別がたまたま女というだけで、今回東北に連れていった後輩との仲を邪推されたりするのが。
不快で仕方ない。

私は女子としてあいつを連れていったのではなく、先輩としてあいつを連れていっただけなんだ。
私は後輩を可愛がって、あいつも私になついていて、それだけ。

「あいつ後輩のくせに。一回ぶん殴る」
って軽口に、
「とかいいつつ愛を感じる」
と返された。

そりゃそうだろう。
本気で殴るつもりとか普通にないでしょ。
同じ発言を同じトーンで仲良い女の子にだってするよ。

なんつーか。
まぁいちいち気にせんで、慣れなきゃならないんだろうけど。


誰が好きって、程度の差はあれ皆好きだよ。
だからつるんでる。
そこに男だとか女だとかは関係ないだろ。

私は頭の良い人が好きだ。
きれいな人が好きだ。
面白い人が好きだ。
だからそういう人と仲良くいたい。
そこに性別は関係ない。

ああ、でも、仲良い奴でも向こうから見たら私はやっぱり女なのかな。
だとしたら絶望的。
女性であるのは副次的で、それ以前に私は人間なんだよ。


でも私も私で男女の違いをすごく意識しては気持ち悪くなるから、自業自得的にぐるぐるしてる。
2日間ずっと横にいた後輩の体躯が私とあまりに違うから、頭がおかしくなりそうだった。
男性特有のたくましさが羨ましくて、これと並んだらそりゃ私だって女性に見えちゃうわけだって、憎たらしくもあった。

だから風呂で会った人に男前な顔つきといわれて嬉しかったんだろうな。
もう少し痩せよう。
体の丸みとか全部いらない。


性別はあってもいいけど、性別の概念が今この瞬間消えてしまえばいいのに。