つづり日和

悲しい

安倍さんが亡くなってしまった。
厳しいだろうというのは大多数の方が予想はしていただろうけど、しばらく情報が出なかったから、復帰は難しくとも一命は取り留めたのかと一縷の望みを抱いていました。
医療関係者も必死に手を尽くして、奥さまの到着を待って判断したんですね。
それも辛い。

こんな酷い亡くなり方をするなんて、本当に悔しいし、悲しい。
67歳、難病の持病を抱えていたとはいえまだ若いし、こんなご時世、果たしたかった責務や、人生でほとんどなかっただろうプライベートをゆっくり楽しむこと、たくさんあるのに、その機会を全て奪われてしまった。
どんな理由があったにせよ、本当に許せない。
本当に悔しい。

ご家族、特に奥さまの気持ちを思うと心が潰れそうになる。
多分今はまだ現実感の無いままバタバタ過ぎているかもしれないけど、これから時間が経つに連れ、どうしようもない喪失感に毎日毎秒襲われるんじゃ無いかな。
もういない。
もう会えない。
もう「ただいま」と帰ってこない。
その声、温もり、どんな表情も、もう2度と感じることができない。
その堪え難い苦しみ。
誰か同じ哀しみを抱えている人と静かに寄り添っていて欲しい。

不謹慎かもしれないけど、安倍さんが最後に痛みや苦しみを感じなかったことを願います。
長い間お疲れさまでした。
どうぞ安らかに。
と言っても、本人が一番悔しいだろうなあ…！