大エルミタージュ美術館展(国立新美術館)



国立新美術館にて、「大」とつくのにふさわしい、膨大な作品点数とその質の高さに圧倒されました。
私は全然美術に詳しくないし、悲しいくらい素養も教養もありませんが、「見ごたえがあったなあ」と思わせられました。

あまりに膨大だったので、正直どれがどれやら何が何やらなのですが、特に印象に残ったのは図録の表紙を飾ったマティスの「赤い部屋」ではなく、裏表紙を飾ったバルトロメオ・スケドーニの「風景の中のクピド」です。



ほかの作品にもたくさん登場するキューピッドも「こんなに色気があっていいのか」と思ってしまいましたが、中でも一番妖艶だったのはこのキューピッドでした。
何この色香…!
「天使」というより「小悪魔」では!

うーん、いいものをたくさん見ました。
もう私、ロマノフ王朝に感服です!
エカテリーナ2世万歳!

当然混んでいますが、平日の午後がおすすめだと思います。