知人の件があったからか、たまに幼い頃祖父と祖母が降り注ぐように与えてくれた愛情の数々を思い出して堪らなくなります。

特に寝たきりになって、声を出すことができなくなった祖父の歌声や話し声を思い出します。

祖父と祖母と一緒に寝た時のことや、笑いあったこと、怒られたこと、抱っこしてもらったこと。

このやわらかな気持ちをもらってきたのに、全然返していけていないこと。

反抗して、傷つけたこともありました。
距離が近くて、若輩者で。
あの頃の自分を殴って叱ってやりたい。

後悔でいっぱいになって苦しくなる一方、こんなにも愛情を与えてもらっていたことに幸せを感じます。

この温かさのお返しができるよう努めていきたいです。