万事屋にて。銀さんと土方くんの会話のみです。


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「節分って年の数だけ豆食べるんだよな。けど土方くんよォ、俺たちゃ一体何個食えばいいんだ?」

「そうだな、おめーは14個だな」

「14て…中2!?そりゃ頭ん中は中2から大して成長してねぇかもしんないけど、土方くんも知っての通り身体は立派な大人だから!なんなら確認のために銀さんの太巻き丸かぶりして…」

「黙れ腐れ天パァァァ!!!」

「まぁまぁ、そんな怒んなって。
しっかしこの豆ってあんま美味いもんじゃねーな。俺は炒った大豆なんかより土方くんの胸についてる豆が食いた……」

「しつけェェェェ!!」

ドゴっっ!!!


「ハァ…ったく…てめーは中2っていうよりセクハラオヤジだな」

「イテテテ…ひでーなオイ、蹴ることねーだろ。つーかさぁ、大体お前何しにきたわけ?」

「えっ、いや、たまたま通りかかったからちょっと暇人の顔でも見てやろうかと思っただけだ」

「へーーー」

「んだよそのリアクション」

「だって私服って事は休みなんだろ?わざわざ休みの日にウチの近くまで来てうろうろしてたんだーと思って」

「いや、だからそれは…」

「あっもしかして、屯所にいたらここぞとばかりに豆まきの標的にされるから居辛くて、俺んトコに癒しを求めてきたんじゃねーの?“鬼”の副長さん」

「ちっ、ちが…」

「あれ〜違うの?なぁんだ、今日はたっぷり癒してあげようと思ったのにな〜。残念だな〜」

「……あークソッ、違わねーよ!分かってるならつまんねェ事言ってないで…早く…」

「はいはい、分かった分かった。最初からそう言ってくれりゃいいのによ。ほんとわがまま姫にゃ困ったもんだぜ。では心と身体、どっちの癒しをご所望で?」

「……両方」

「あぁそれだと少々お時間いただきますけど?」

「いいよ。今夜は帰りたくないから…」

「ちょっ、ヤベーって!そんな顔でそんな台詞吐かれたら、なんか勘違いしちまいそうなんだけど」

「勘違いでも何でもお前の好きなようにすればいい」

「…ごめん土方、今のでエネルギー満タンになったから手加減できねーかも」

「何きいてたんだよ、バカ。好きにしていいって言っただろ?」


END.




えーと、前半下品ですいません。

もう日付変わってしまいましたが節分でしたね。

節分といえば豆と巻きずし。で思い浮かんだのが前半の下ネタ。てかそれしか浮かばなかったってセクハラオヤジは私か(苦笑)

それだけじゃあんまりすぎるので後半甘くしようと思ったものの、展開が苦しいです!そして節分あんまり関係ないし。

時間もないので会話のみですが考えるのは楽しかった^^
やっぱ銀土LOVEvvv


ちなみに私は巻きずし食べてません。握り寿司以外の寿司は好きじゃないので。びんぼー人のくせにね!