先々週くらいに本屋で"Winnie-the-Pooh"を買って暇を見つけて読んできたのですが、さっき読み終わりました。トミーです。
("Winnie-the-Pooh"は「くまのプーさん」の原書で、1926年(!)に発表されました)
全編英語とはいえ子供向けの本なので文は平易で読みやすいです。面白いです(ほんとに)。ハートウォーミング。おまけに英語の勉強にもなる、と。
そこそこデカい本屋で1000円くらいで買えます。ぜひ。


◇金曜日の話

 エレクトリカルパレードが響き渡る中、ジャージの先生は視聴覚室に入ってきた。そこではのんのんを除く僕たち3人が階段づくりをしていたが、先生はそれを気に留めることはしなかった。エレクトリカルパレードを気に留めることもなかった。あるいはただエレクトリカルパレードを知らなかっただけかも知らない。部屋の外、廊下ではハンドボール部の人たちが部屋の中を覗き込んでいた。


...やっぱりやめた。

前日に引き続き作業をしていると、ジャージの先生が視聴覚室に。先生によると翌日土曜にこの部屋で重要な集会が行われるから部屋の掃除をしたいとのことで。快諾するとハンドボール部の方々が沢山部屋に入ってきました。
部屋前側では演劇部が工作、後ろではハンド部が机を動かしたり箒で掃除をしたり。
暫くして何も知らないのんのんが登場(生徒会の集まりの関係で遅れてきた)。若干戸惑いつつも作業に加わる。
掃除が終わるとハンド部の方々は去っていきました。廊下が見違えるようにきれいになっていました。これには演劇部も驚きです。
黙々と作業を進める。

(中略)

午後6時になった。まだ終わってない。つか終わらん。
みんな軽く疲れてきた。

(中略)

午後7時になった。まだ終わってない。つか終わらん。
みんな本当の意味で疲れてきた。釘を打つ腕が...

(中略)

午後7時40分過ぎ。つ い に 終わりました。完成しました。Have finished!
階段が、完成しました(画像)。階段ですよ? 人間がその上を上ったり下りたりするんですよ? 凄いと思うよ。
「大丈夫。きっと全て上手くいくさ」 この言葉を互いにかけ合いながら作業をしてきました。
釘を沢山打った男性陣3人は腕が痛い痛いでした。

さてさて、製作途中に「これ完成するのか?」とか「これ人が上っても大丈夫なのか?」とかそんなことを思わせた階段が見事完成したわけです。
木がゆらゆら安定しないときもあったけど、完成したわけです。
木が割れたこともあったけど、完成したわけです。
この階段が舞台でどのように使われるのか、注目です(実はまだ俺も知らない)。