ほんとさ、土方さんを見ていると無欲の勝利っていうか、そんな言葉が自然と浮かんできますよ。新八くんがもし嘘や冗談で、
「土方さんなんて嫌いです」
とか言おうものなら(いや言わなそうだけどな)、土方さんは一瞬目を見張り、しかし次の瞬間にはそっと目を伏せて、
「……そうか」
ってなっちゃうんで、伏し目がちに煙草を吸い始めるので、別にその言葉に対しての不服申し立てとかは全くしないので、逆に慌てた新八くんが、

「嘘ですよ、土方さん!さっきのは冗談ですよ!!だいすきなんです、土方さん!」(必死)

ってなっちゃう。もう飛びついていきますよ、新八くんは。ぎゅうって土方さんにしがみついてますよ。そしたら土方さんも黙って頷く、みたいな。そしたら新八くんは心の中で、
「(何でこの人こんな可愛いの?!)」
ってツッコミを入れております(さすがに口には出せない新八くん)。

は〜土新可愛いなオイ

これを晋助に置き換えてみよう!やっぱり高新でも考えたくなるよね!
晋助に、「高杉さんなんて嫌い」って言ってみた新八くん。これは結構言い慣れているし、晋助も言われ慣れてそうですね(逆にどうしよう)。だから晋助はあんまり動じずに、「……ほう」ってなくらいにして、薄〜く笑う感じにしますか。ニヤリと口の端を持ち上げる。右の瞳で視線をちらっと流す感じね。
特に感情を持ち出さず、だからどうした的な。新八くんの敢えての挑発にも乗らず、それが何?的な。それに逆に新八くんが戸惑うのもいいよね!

「た、高杉さんのことが嫌いなんですよ、僕は」(必死)
「てめーがどう思ってようが、俺ァどうでもいい」

……あっ、会話が成り立っていないよ!(本当にどうしよう)高新って結構相性悪いよな〜。でも互いにないものに惹かれあっているんだよ(という脳内設定)

しかしそんなこんなで新八くんを壁際にじりじりと追い詰め、「嫌いな奴にもこんなになんのか」的な、「とんだガキだな、てめーは」的な、そんな高新展開があったら嬉しい(いや私が)(そうかよ)



追加:
銀さんに嫌い言ったら超面倒くさいと思うので、言わない方がいいと思う(正解)