TOVの二次創作がちょろっと頭の中に出てきたので……まぁ書く事はないと思います(爆←Σ)
設定としては本編終了から三ヶ月が経過した時間軸で。ユーリの暴走がメイン。バッドエンドには……多分、行きません(Σ)
◇
魔物が――――否、魔物だった"モノ"から噴水の様に血が噴き出す
高く舞い上がる血は、雨の様に降り注ぎ
「足りねぇなぁ………もの足りねぇよ…………」
――――彼は、何を悟ったのか
「―――――ユーリが、いなくなった…………?」
「ダングレストのギルドを出て、下町にも全く顔を出してないみたいねぇ……何をしてんだか、大将は……さ」
世界を襲った星喰みの消滅から三ヶ月
魔導器文明が終わり、多少の混乱は未だ続くも、皇帝に即位したヨーデルの実力もあり、徐々に落ち着きを取り戻しつつある帝都ザーフィアス
騎士団長の職務にも慣れてきたフレン・シーフォに届いた報せは親友、ユーリ・ローウェルの失踪
「最近のユーリ、すごく怖かった……僕が、止めなきゃならなかった……なのに……」
「カロル、貴方だけの責任じゃないわ?私にも、その責任はあったのだから………」
ギルドの仲間達の制止を、その剣で振り払い
「ちいぃ!ナン、お前は逃げ―――――ガハァッ!!」
「し……師匠ぉ!!」
「――――こんなもんじゃねぇだろ?魔狩りの剣さんよぉ……」
闘いを求める修羅へと成り果てた
「ユーリ?………嘘、ですよね――ユーリっ!!」
「あんた………何をやってんのよ………!あんたはぁ!!」
「見て分かんねーか?いいとこなんだ、邪魔すんなよ?エステル、リタ……」
いつもと同じ様に話しかけてきても、もう彼の瞳に光はなくて
「ユー、リ……ユーリィィィ!!!!」
そして、凛々の明星は輝きを失い
「―――じゃあな、フレン……」
――光届かぬ闇に堕ちた
◇
繰り返します。
次回予告みたいだけど書きません………少なくとも今は、ですがね?(苦笑←Σ