スポンサーサイト



この広告は30日以上更新がないブログに表示されます。

突発的です、はい。

TOVの二次創作がちょろっと頭の中に出てきたので……まぁ書く事はないと思います(爆←Σ)


設定としては本編終了から三ヶ月が経過した時間軸で。ユーリの暴走がメイン。バッドエンドには……多分、行きません(Σ)







魔物が――――否、魔物だった"モノ"から噴水の様に血が噴き出す




高く舞い上がる血は、雨の様に降り注ぎ




「足りねぇなぁ………もの足りねぇよ…………」




――――彼は、何を悟ったのか




「―――――ユーリが、いなくなった…………?」




「ダングレストのギルドを出て、下町にも全く顔を出してないみたいねぇ……何をしてんだか、大将は……さ」




世界を襲った星喰みの消滅から三ヶ月




魔導器文明が終わり、多少の混乱は未だ続くも、皇帝に即位したヨーデルの実力もあり、徐々に落ち着きを取り戻しつつある帝都ザーフィアス




騎士団長の職務にも慣れてきたフレン・シーフォに届いた報せは親友、ユーリ・ローウェルの失踪




「最近のユーリ、すごく怖かった……僕が、止めなきゃならなかった……なのに……」




「カロル、貴方だけの責任じゃないわ?私にも、その責任はあったのだから………」




ギルドの仲間達の制止を、その剣で振り払い




「ちいぃ!ナン、お前は逃げ―――――ガハァッ!!」




「し……師匠ぉ!!」




「――――こんなもんじゃねぇだろ?魔狩りの剣さんよぉ……」




闘いを求める修羅へと成り果てた




「ユーリ?………嘘、ですよね――ユーリっ!!」




「あんた………何をやってんのよ………!あんたはぁ!!」




「見て分かんねーか?いいとこなんだ、邪魔すんなよ?エステル、リタ……」




いつもと同じ様に話しかけてきても、もう彼の瞳に光はなくて




「ユー、リ……ユーリィィィ!!!!」




そして、凛々の明星は輝きを失い




「―――じゃあな、フレン……」




――光届かぬ闇に堕ちた







繰り返します。


次回予告みたいだけど書きません………少なくとも今は、ですがね?(苦笑←Σ
前の記事へ 次の記事へ
カレンダー
<< 2009年07月 >>
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31