スポンサーサイト



この広告は30日以上更新がないブログに表示されます。

名うての泥棒猫2(高新+銀さん)



:やはり前記事からゆるーく続く
:どうやら高新は銀さんをようやく納得させたらしい





「……。……え?つーことは何?お前らマジで付き合ってんの?」
「はい。だから最初からそう言ってます」
「ううわ。マジ洒落なんねーよお前さァ……つかもう、うん、お前らが男同士とか置いといて、それは別にどうでもいいとして、どっちがどうとか考えたくもねえとして、新八がよりによって高杉と付き合ってるとか……俺もう何も言えねーよ……(ハア)」
「銀さん顔を上げてください、あの、早めに言えなくて本当にすみませんでした。黙っててごめんなさい。でも、性別の概念を置いておけるバイタリティーが銀さんらしいです」(←確かに)
「これアレだよ?兄貴のダチがたまたまカッコよく見えた、的なパターンだろ?しかも清廉潔白なダチじゃねえ、ちょっと悪い男に引っかかった的な?思春期によくある火傷ってやつ?言っとくけどよォ新八、そんなんは思春期が見せる白昼夢だからな?マジで一時の夢だから。覚める時なんざ一瞬だから。悪い男がカッコいいとか、そんなん思春期の浮ついたハートが見せる蜃気楼なんだよバカヤロー。真夏の夜の夢なんだよ。結局は根っこの確かな男がいいことに何で気付かねーの?まだ分かってねーの?馬鹿なの思春期、つか何なのお前。ピンポイントにお前が何なの?馬鹿なの死ぬの?お前が高杉に惚れてるとかよ、ましてや向こうが惚れたとか、そんなんはry」
「おいィィィ!!??もう何も言えないんじゃないのかよ!?さっき語った舌の根も乾かぬうちに喋り倒してるよ!こんな時でも銀さんったら喋りすぎですよ、よくよく分かってますけど!」

「つーことは……アレかよ?付き合ってるってことは告白とかしたのかよ?どっちから?新八?」
「え。ぼ、僕は別に」
「あれ?なら高杉かよ。すげー意外なんだけど、高杉が告るとか」
「あ?俺がんな事する訳ねえだろうが(ケッ)」

「……。……はあァァァァ!?お前ら『好きです』→『付き合いましょう』の一般的な少女漫画の流れも汲んでねーのかよ!?別マの一冊でも読んで参考にして来いや!」
「いや無理ですよ、銀さん。そもそも僕らが男同士って話を抜きにしても、高杉さんに別マ読ませるとか。高杉さんですよ?それにもし万が一でも、高杉さんが頬を染めて僕に告白するところを想像してみてください。色々なものが逆流、てか有り得ない想像に吐きそうになりませんか?(真顔)」
「まあ確かに。想像したらやべえな、朝飯の卵焼き逆流してきそうだわ(うっぷ)」
「でしょ。キャラ設定からして高杉さんに別マは無理ですもん」
「だな、高杉だしな。悪かったわ新八(ふふ)」
「ハイ、高杉さんですしね。分かってもらえて良かったです銀さん(ふふふ)」
「殺すぞテメェら」



A.銀新の仲の良さはもはやCPを超えたところにあるな(これだから銀新ってやつは)


前の記事へ 次の記事へ
カレンダー
<< 2018年08月 >>
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
アーカイブ