スポンサーサイト



この広告は30日以上更新がないブログに表示されます。

京都真冬の遠足・新選組屯所跡八木邸編

光縁寺から徒歩で新選組壬生屯所跡、八木邸にやってきました!


江戸から京にやってきた近藤勇、土方歳三らと芹澤鴨一派が最初に宿としたのがこの八木邸。

現在八木家の方はお隣で和菓子屋さんを営まれていて、そちらのお菓子と抹茶、ガイドつきで見学料千円です。


この門の奥に屯所として使われていた母屋があります。
(屋敷内は撮影禁止)


靴を脱いで部屋に上がるとガイドの人によるお話が始まっていて、私達も座って拝聴しました。


その部屋こそが、寝込みを襲われた芹澤鴨らが最初に襲撃された場所だったのです。

追撃を逃れようと縁側に出た芹澤を追って斬り掛かった時に出来た刀傷が今も鴨居に残っています。

その刀傷は想像していたよりも深く、その激しさを感じました。

誰が付けたものなのかはっきりしませんが、土方、沖田、山南、原田がその場にいたらしいと言われています。

その時に芹澤が躓いた文机も見ることができます。


とても天井が低く、身長157pの私でも手が届きそう!
かなりの大柄だった芹澤さん、酔っぱらって欄間に頭ぶつけてたりして(笑

なんて友人と話していると、
もう昔のように家の中で斬り合いになることはないだろうから、天井を低く建てるように言われたのだ
とガイドさんが教えて下さいました。

そうですよね、こちら民家ですもんね。まさか新選組の屯所にされるなんて想定外ですよね(笑)



今から約150年前。近藤さんや土方さん達が本当にここで寝食を共にし、夢を語りあっていたんですね…

それは綺麗事ばかりじゃなく、血腥いこともあったでしょう。

でも本や物語の中でしか知らない新選組の皆さんが、確かにここで生きていたんだと思うと胸がいっぱいになりました。



見学を終え、冒頭の写真を撮影しようとしていると、受付にいらした方が誠の旗が正面を向くように直して下さいました。

その時はわからなかったのですが、後から画像をチェックすると、誠の旗に向かって光が射していることに気が付きました。

まるで彼らの信じた誠の道を照らしてくれているようで、とても嬉しいサプライズでした♪


次は八木邸の隣にある壬生寺へ。

とても境内が広く、訓練場として使っていたそうですが、大砲まで持ち込まれてはいい迷惑だったでしょうね^_^;

こちらの壬生塚には近藤勇の遺髪塔と胸像、芹沢鴨のお墓があります。

芹沢さんのお墓に日本酒がお供えされていたが印象的でした^^


江戸からきた近藤達が最初に泊まった新徳寺が壬生寺のお向かいにありますが、未公開のため外から眺めるのみ。


もう一つ、新選組の屯所として使われていた旧前川邸も、残念ながら現在は一般公開されていません。

実は光縁寺から歩いてくるときに前川邸の前を通ってたのに気付かずに、思いっきり素通りしてました(笑

これにて新選組縁の地巡りも終了です!

暦の上で大寒だったこの日、すごく寒かったんですがとっても充実したHOTな一日でした☆

最後までお付き合いいただき、ありがとうごさいました(^▽^)/
前の記事へ 次の記事へ