自分はどんな傾向が好きなのかを突き詰める為にとりあえずアトランダムに五十音順に選んで読み漁ってみようBL小説。
なるたけ煽り文を読まずにタイトルだけで選んではじめに手にとった分を読むようにしています。
以下はその経過途中。折りたたみます
2013-10-30 21:38
色々
「き」〜「た」を読んだ現在の集計をいくと富豪だの名家だの敷居の高い所はあまり興味なかったです。そういうお金持ちの人は貧乏人とか平凡な人と一緒にいて生活基準の違いを感じつつ互いに歩み寄るくらいがいいなーと思いました。基本じり貧思考。
[攻は愛嬌、受は度胸]
従順や用意周到より馬鹿で精一杯でハツカネズミの方がいい。
BLはビッチちゃんより早よくっつけよ焦れってえな!と思えるくらいが読んでて楽しいのですが、一冊で物語を完結させるとなると出会ったー、好きになったー、波乱が起きたー、解決したー、あはーん。で構成しないといけないから大変そうだな、と思いました。
青春の葛藤。ノンケ思考だけど好きになった相手が同性なんだけどなジレンマ。好いた相手に精一杯頭フル回転させて見当違いの着地点にたどり着いたり、あさましかったり、ハツカネズミで同じ所をぐるぐるしながら最終的に好きなんですけど何か?くらいに根性見せるようなボーイズのラブが読みたいです。プラトニックなのにエロスが漂っていたら最高です。その上でセックス出来るかも、てな手探りが付随すればいいですねっていうか凄く面倒臭い注文ですね。
つまりは面倒臭いのが好きです。
何となしに傾向が見えて来はしましたが、とりあえず五十音順は続けてみようとは思いました。
あと気付いた事といえば、BLに出てくる女の人って好感がいだけます。
てなわけで上に添付した一覧の「く」から「た」の一口メモ。
あまり優しくない一口メモですので該当著書を好きな方の閲覧は自己責任でお願いします。
[く]
広報とゲームクリエイター。高慢ちきな男と仕事人間。読んだのがずいぶん前なので曖昧ですが、ノンケ思考な俺様が最終的に同性の男に突っ込むまでの心境変化、は、それなりに応援出来た気がします。振り回してるつもりが振り回されていればいいですねー。
なにや続編で攻の人の胃が大変になりそうみたいで、少し気になります。リーマンものあまりときめきはしませんが。
[け]
豪商と没落貴族の跡取り。育ちの良さがにじみ出る下働きに目をつけてあれこれ強引にした挙句に末永爆するシ、シンデレラストーリー…?身体から強引に入った場合のいざ思いを寄せても気持ちに誤差が出てる時はとても良い時期と思います。
[こ]
後輩先輩。熊と美人。義姉の旦那と関係を持っていた受けの人。背徳感やらやらを漂わせつつメイン2人より義姉の幸せを一番応援したいもんです。攻くんも普通にいい男だと思いますよ。あ。無駄に主張しますが後輩先輩で私のジャスティスは『金/色のコ/ルダ』の土火です誰か下さい切実に。
[さ]
売れっ子小説家と出版社社員。腹違いの兄から受ける性的暴力に疲弊しつつ、兄がそうなってしまった原因が自分にあると罪悪感を抱く受けの人。受けがなー…。受けを体現するような受けです。うーん、受けの子は多少空気読めなくてぐるぐる頭の中でハツカネズミしつつ最終的に精一杯愛してやんよくらいに開き直る心意気があるといいですね。
[し]
メガネ、スーツ、王者の風格!表紙を見るからにして
心底興味無い
と思いつつもしかしたら新しい道開くかも、という心意気で読み終えた結果、ときめきはログアウトしっぱなしでした。自分を家名の道具と思い込むスタンスは良かったとは思いはしますが。俺様とツンデレろ。とりあえず乳首にアクセサリーは解せぬ。これがどうしても理解できなかった。
[す]
カフェの店長と失業者( ´ ` 病気の無断欠勤とコミュ障合わさっての失業の仕方が嫌に生々しくてのっけからどん底です。さておき、受けの人が口に出さない一人称部分で物凄くあれこれ考えているのが面倒くさくて良いと思います。攻めの人も人当たりが良さそうで実は物凄く心の面積が狭くて面倒くさい感じが略。ビジュアル的にも受けの人が女々しくない感じでガチくさそうなフォルムなので、なんだか生々しいBLっぽい。
[せ]
没落一途の素封家。また名家。メインの男共にはこれっぽちも心が動きませんでしたむしろ腹違いの妹ちゃん。守りたいものの為に狷介で気丈な女の子でした。お祖母様の矜恃も、孫から見たら行きすぎた固執に見えたそれは家柄の為に捧げた半生があるからこそなんですよね。うん、男共は女性陣の爪の垢煎じてのめばいいな、という感想でした。
[そ]
友禅作家と失業者。[す]と間を開けずしてまたも出だし失業者!(笑。しかしこちらはコメディ調なのでどん底感はなかったです。全体的に明るかった。ワイルドとは違う意味で野生感あふれてます。攻めは愛嬌(…)受けは度胸のスタンスでした。
[そ]2
医者とヤクザの下っ端。表紙を見た感じオッサン×生意気で直情的な若造やふー!と、思ったのですが、オッサンが意外に口調が丁寧でもっとワイルドでもいいのよ、と思いました。吉野ボイスのしそうな下っ端くんは大変好みです。どこかいつも主体になれない事に孤独を感じる子って無性に撫でくくりまわしたくなります。愛情に飢えてあさましい事も考えたりで、そういう所が人間味があって可愛いと思う。スピンオフみたいなので大元の方でやんちゃやったみたいですが、ちょっとそちらも気になる。
[た]
保育士と童顔成人済みヤクザ( ´ ▽ ` 光と影の代名詞見たいな組み合わせですよね。こう、出だしから好き好きオーラを自分が出してることに気づかずストイックに行こうとしている様は末永爆ですね。メインがくっつく以外何するの?となるとそれ以外のキャラクターに目が行きます。登場した女性陣のがいい女でした。
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