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仲良きことは美しき哉


攘夷の四人+新八くんでたこ焼きパーティーか何かをした場合(いやしないと思うんだけど)、銀さんは焼けてきたたこ焼きをひっくり返したり、タネ作ったり材料刻んでたりと八面六臂の活躍をしますが、対する晋助は腕組んで座ってるだけだよね?(断言)

晋助なんて、絶対やらないからね?(またもや断言)むしろ側にいる新八くんを構っているのでしょうね。ゆるーくイチャついてるくらいでしょうか。それで銀さんに、

「オイ高杉、材料取れ材料。ふんぞり返ってるだけならそんくらいはしなさいよ?ったくてめーはよォ、昔っからこういうのダメだかんな。基本おめーは協調性すっからかんだからな、不器用過ぎるチビなんざ……(イチャつく高新を確認)……てめっ、いい加減にしなさいいいィィィィ!!!そういう協調性はいらねえェェェェェ!!!」(ガタタッ)(たこ焼き用器具をぶん投げるの巻)

って、若干オカンモードで叱られているのでしょうね。いや別に晋助的には新八くんに何もしてないのだが(肩をだいていたくらいだろう)、銀さんは耐え難い様子。うがー!ってなっております。でも晋助はしれっとしてるから、
「あ?貧民は貧民なりの仕事しやがれ」
とか蔑んだ目で言い返すから、その態度にますます銀さんの腹が立つことは請け合いです。

こういう時のもっさんはアッハッハ笑いをしているし(もう呑んでた)、桂さんは余計なことしかしていないので(たこ焼きに入れる筈のたこを刺身で食っているなど)、銀さんの苦労が窺い知れる一コマです。つまりここの二人のマイペース双璧は、銀さんも崩し難いからね!

しかし新八くんはこういう時にすごく空気の読める子なので、

「た、高杉さん!いくら友達だからって言い過ぎです。銀さんもホラ、焼いてばっかりで食べていないからお腹すいてるんですよ。ね?お腹がすくとイライラしますもんね。僕が焼きますから、銀さんもたくさん食べてくださいね」(にこっ)

って言うからなァァァァァァ!?(天使や)(天使おるで)
これには銀さんもホロリときますよ、何故なら他ならぬ旧友三人がてんで好き勝手やってますからね、誰も空気読まないんでね、多分いちばん張り切ってたの銀さんだしね(そうなんだ)、新八いい奴だなオイ……とか思って、少しだけうるっときますよ。箸を握りしめつつ、

「し、新八ィィィィ!!いい子!!お前ほんっといい子!嫁みてェ!!(俺の!)」

とか、ワンカップ片手に叫んでますよ(お前も呑んでたのかよ)(だから素直なのかよ)

しかし最後のセリフに隠された鉤括弧に、こめかみの血管をぴくりとさせる男が一人。「……あ?」と不機嫌そうに顔を起こす隻眼が一人。ふー、とさも忌ま忌ましそうに唇の端から紫煙を吐き出すアラサーが一人。

し……晋助聞いてたの────??!!(地獄耳だよ)(空気は読まないのにね☆)


晋助「てめえ……誰が、誰の嫁だって?」
銀さん「いやもううるせーわお前、ちょっと黙っててくんない。帰ってもいいし」(出入り口を指し示す)
晋助「しらばっくれんじゃねえ、テメーが最後言いやがっただろうが」
銀さん「あーもう心底どうでもいいわ、おめーの相手すんの疲れっからやだ。俺ももうそこまで若くねーんだよ。お分かり?…あ、新八ィ、もっとちょうだい」(もぐもぐ)
晋助「…………(ピシャーン)」←怒った

こういう時の晋助は基本、ひかないのでしょうね。新八くんが困るとか、新八くんの立場を思いやるとか、その辺すこーーーんと頭からすっぽ抜けております(頭がいいのか悪いのか)
てめー銀時ィ、だの、殺されてェのか、だの凄く低い声で言ってガルガルしております(変わらないアラサー)

こういう時のもっさん&桂さんは、とてもマイペースに過ごしてます。新八くんに絡んでみたり、新八くんが焼いて下さったたこ焼きを食べております。

もっさん「おっ、これなんてよう焼けとるのう」(もぐもぐ)
桂さん「新八くんは手先が器用だな」(もぐもぐ)
新八くん「ははっ、銀さんほどじゃないですけどねー。銀さんに比べたら、僕なんて不器用なモンですよ」(ニコニコ)

あれ、ほのぼのしてる?……。
オイほのぼのしてんじゃねーか!!!
晋助居なきゃほのぼのすんじゃねーの、晋助居なきゃ丸くおさまってんじゃねーの、こいつら!!!(言っちゃダメ絶対)

だがしかし、晋助居なきゃユカリが泣きそうになるから駄目です。やだ!ぼっちやだ!(分かった分かった)

でもさ、でもさ、そんなんで晋助と銀さんがグダグダやってるところを横目に見ていた新八くんは、頃合いを見計らって言うはず。

「ダメですよ二人とも。幼馴染なんですから、いつまでも喧嘩なんてしてちゃ。友達とは仲良くした方が気持ちいいですよ。ハイ、お箸どうぞ」(スッ)(オカン天使やァァァァァァ!!)

しかし晋助なんてぷんってそっぽ向いちゃうからね?新八くんに宥められても、つーんだからね?

晋助「……あんな馬鹿な毛玉と友達なんぞになった覚えねェよ」(つん)
銀さん「(カッチーン)ハイそれ、そのまま返すわー。こっちだって、てめーのようなプルトップサイズのチビと友達になんてなれっかよ。何せミニマム過ぎて目に入らねーし?」(ぷぷぷ)
晋助「(超ムカッ)……フン、てめーの言い分は代わり映えしねえなァ。ここ十年は変わってねェじゃねーか。貧相な脳みそ必死で転がして考えてんだろうがよォ」(くっくっく)


(*・∀・)<……?

あれ、全っ然ダメだったわ!二人の口喧嘩に新八くんのオカン天使っぷりを発揮させてもダメなんだろうね、ハイ。
そのまま再びギャーギャーと始まるので、新八くんもアレー?って顔をしつつ、もう仕方なしにもっさん&桂さんと残りのたこ焼きパーティーを楽しめばいいのだと思います。


つまりあの……私が何が言いたいかと言いますと、新八くんは天使かな、そうだな、ってことですよ。要は!(ハイ!!!!

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