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ひさびさ読書



漫画かと思って買ったら小説だったでござる。
チッ!とか舌打ちして「お金勿体ないし一応読むかなぁ」とかページめくったらあらやだ面白いこれ。久々にあまじょっぱかったです。

公家華族で子爵階級持ち(しかし贅沢三昧で生活はかつかつ)な名家の三女に生まれた主人公・千鶴ちゃんは、色々わけあって庶民階級のお家に養子に出され、そこで幸せに暮らしておりました。しかしその養父母のお家で不幸があって、仕方なく復籍と言う形で元のお家に戻るのだけど、実母実父、兄弟たちとは折り合いが悪くなかなか馴染めず。そんなある日今度は借金の形に無理矢理婚約させられて、しかも婚約者がまた冷たくて怖くて・・

・・みたいな見事に千鶴ちゃんフルボッコ仕様のお話でした。ちょっとあんまりな境遇に鼻がツーンとしましたよ私・・
また作中ヒーロー役である婚約者の要君がこれまた一筋縄じゃいかない人物で、口を開けばというか口さえ開かないし、昔の女性関係のせいで恋愛に臆病というか、「華族の女」「恋」って単語を聞いただけで対象物を目に入れるだけで眉間に皴寄せて「は?」(こんな事言わない)って態度とっちゃうような人物で。

なにこれ(^^`)?
大丈夫なの?((^^`))?

って感じだったのですが、ちゃんとハッピーエンドで終わって良かったです。要君よぉ、言葉っていうのは伝えるためにあってだなぁ!!?(読み終わって最初に思った)(だってまともに千鶴ちゃんと会話したのラストの五ぺージとかそんなもんだった)
男は黙って背中で語れ、とか言われますけど、言葉つかわな過ぎるのもどうかと思うよ!

とりあえず、逆境に負けず生きている千鶴ちゃんにはめちゃくちゃ好感がもてました。こういう女の子がすきです。

巻数字が付いてるので続巻出るって事なんだろうなー、って続きわくわくしてます。今度は結婚でもめるのかしら。個人的には千鶴ちゃんの腹違いの兄貴に出張ってほしいです。ぜひ!

一時間くらいでサラッと読めたのも嬉しかったぞ!ではねるぞ!
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