自分のためだよ。
あたしが誰かに力を貸すのも、誰かを助けるのも。

だって、必要とされたらあたしの生きる力になるもの。
あたし自身に自信がちょっとだけ持てるもの。

人間はそうやって心を支え合ってると思うの。

あたしたちはどうしたって考えてしまう。

“何のため”かを。

存在理由なんて本当はないかもしれないし、真理於いて必要とされてるのかもしれない。

自分が自分である必要について考えるとやっぱりね、一番わかりやすいのは自分を必要としてくれる存在だと思うんだ。

だから、この世には色んな人が必要で、どんな人でも誰かの心を支えてると思うんだ。

それもある種の真理に組み込まれた仕組みなのかも。

でもね、時々目にするの。
自分のために他人の生き方を否定する人。
そういう人こそ自分の存在理由を最も必要としているように思うのに、自分で自分の存在理由を奪っている気がするの。

自分を認めてもらうには自分が認めることができなくちゃ。

あたし自身にも勿論言えることだから、少しでも多く人のイイところを認められる心を持ちたい。