この続き。
多分あれは促進剤の点滴がなくなった18時過ぎくらい。
本陣痛が始まってから4時間くらいたった頃。
…おかしい。
なにかがおかしい。
いや、おかしいというか、
なんか出そう。
少しだけ本音トークをさせていただけるなら、…中が血だらけな気がする。←←
でもねでもね。
前に友達の出産話を聞いたとき、彼女はこう言ってた。
友達『もう本っ当に痛くて、そろそろ子宮口全開だべ!って思って先生に内診お願いするのに、診てもらったら「まだ数センチですー」っていうのが何回もあってさー』
と。
だから私のこの痛みなんてまだまだのはず。
これからもっと激しい痛みが来るはずだから、こんなところで助産師さんを呼ぶような恥ずかしいまねはできない。
そう自分に言い聞かせるんだけど、でも。
頑張って頑張って耐えてみたんだけど、もう限界な気がして側に居てくれてた公泳さんに言ってみました。
江村『公泳さん、なんか出そう(>_<)!!』
公泳さん『……えっ((((゜Д゜)))?!』
『痛い!』とか『助けて!』ではなく、『出そう!』という言葉にごもっともな反応をいただきました(笑)
で、助産師さんを呼んでもらって公泳さんには陣痛室の外に出ていただき即内診。
すると。
助産師さん『長谷川さんすごい!よくここまで頑張ったね!もう赤ちゃんの頭、すぐそこまで来てる!子宮口ほぼ全開だから!分娩室、行こう!』
おちび、スタンバってたみたいです。←
え、ていうか、もう産むの?
もっと痛くなるんじゃないの?
いや、今も本当に気が狂いそうなほど痛いんだけど。
でも促進剤を続行するって決めたときから
かかってこいやー!うおりゃーーっ!!
くらいの覚悟をしてたから(笑)、このちょっとでも咳き込んだら吐血しちゃいそうなくらいの痛みがこれから何時間も襲いかかってくるんだろうと思ってたのに。
もう産んでいいの?
呻きながら頭の片隅でそんなことを考えている間に、助産師さんが外で待つ公泳さんに事情を説明してくださって。
車イスで分娩室へ移動。
まぁその途中でまた激しい陣痛に襲われ、車イスに乗る前に一度崩れ落ちましたが(*´Д`)笑
で。
分娩室に無事に着いたはいいけど、色々が裂けそうな痛みと『今から産むぞ!』という変な気合いのせいでもう呼吸が完全に乱れてしまって。
おちびに酸素がうまく行かなくなってしまい、酸素ボンベを装着させられる江村。
おちびごめん。と頭のなかで謝りつついざ出産。
とりあえず覚えてるのは、1度だけ
『いっっっっっったい!!!!!』
と声を上げたこと。(*ちなみに立ち会ってくれた公泳さんの後日談だと複数回この言葉を叫んでたらしいです(笑))
そんな感じで何回かいきんだら、
『もういきまなくていいよ!』
と言われ。
その後の表現を敢えてするのなら。
ずる
ちゅるん
て感じ…?←←
そして18時55分、羊水を吸い取ってもらったおちびは元気な産声を上げて泣き出しました。
なんかその泣き声聞いたら涙が止まらなくなって。
取り上げられたばかりのおちびを見せてもらって、『ああ、こんなに小さな身体で頑張って出てきたのか』とまた涙が止まらなくなって。
無事に産んであげられて本当に良かった。
この子のお母さんになれて本当に良かった。
心からそう思えた。
ありがとう、おちび。
その後は公泳さんのおちび撮影タイム(笑)
母体の経過観察のためベッドから起き上がることすら許されない江村を完全に放置して、ずーっと写真撮ってましたよ、この人。←
で、その後二人でおちびを抱っこさせてもらって。
そして病室に戻る許可が出たので、戻って軽くご飯を食べて、お家に帰る公泳さんを見送って就寝。
こんな感じで6日が終わりました。
ま、全然寝れなかったけど!笑
だめね、出産を終えたばかりの身体が完全に興奮状態になってて寝てもすぐに目が覚めちゃって。
結果、朝6時過ぎにこっそり病室を抜け出し新生児室のおちびを見に行ってしまいました。
ま、すぐに出産の時に一緒にいてくれた助産師さんに見つかりましたが。←
そして
『長谷川さんもう動けるの?!』
とびっくりされましたが。←
でもその人、新生児室からおちびを出してくれたの(*´∀`)
『今日から同室で大丈夫だし、そばにいたいでしょ?笑』と(笑)
いやぁ、ありがたくそそくさと自分の病室に連れ帰って、その後はずーっと抱っこ。←
こうして江村とおちびの同室生活がスタートしたのでした。
長くなったけど、そして遅くなったけど(笑)、出産のときの日記はこんな感じです。
やっとあげられた!笑
そして関係ないけど、わたし、3時過ぎから全然眠れない!←
誰か助けて(´;ω;)!
それでは〜。