これまた少し前の事ですが、大学のメディアセンターで映画「マリー・アントワネット」観て来ました。
よく考えたらあんな恵まれた環境で無料で映画が観られる、って大学在学中の特権なんですよね。卒業する前にしこたま観ておきますw

フランス王妃のマリー・アントワネットが大好きなのでずっと気になってた映画が観られてラッキーです。
観る前のイメージとは全然違って、歴史的事実っていうより青春映画って感じでした。

こういう映画を観ると毎回言ってる事だけど、衣装が素敵過ぎですよもう…!
サックスの包みボタンいっぱいなローブ、田園風のスリップドレス。盛り盛りの巨大なヘアスタイルに、煌びやかな軍服にヴェルサイユ宮殿。めちゃめちゃお高い撮影料を払って本当に宮殿で撮影したんだとか。

ロリィタ好きとしてマリー・アントワネットとかポンパドゥール夫人がお手本になる事はよくあるけど、そういうファッション的な面でも見どころのある映画だと思います。
14歳のアントニアが嫁いでアントワネットになるところからが始まりで、ヴェルサイユ宮殿が襲撃されるまでのお話です。

政治的な描写はほとんど無くて、台詞じゃなくて映像で表現される事の多い視覚的に楽しめる内容でした。
フェルゼンとの浮気をする場面なんかもベッドシーンだけだったり、ルイ・ジョゼフが亡くなる場面も子供達3人の肖像画が2人に入れ替わるだけだったり。綺麗なドレスがばら撒かれたりお菓子が食い荒らされて行くシーンがあったり、っていう豪華絢爛さ。

愚鈍なイメージが定着してるルイ16世が、意外にも芯の強い優男として描かれてるのが面白かったなあ。あと主演のキルスティン・ダンストがめちゃめちゃ綺麗です(%$P*0凵o艸*◆)
おかげで「若草物語」と「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」が気になってしょうがない…。

マリー・アントワネットの生涯を大まかに知ってさえいれば凄く楽しめるお話な気がします。特にロリィタファッションとかロココ文化が好きな人にはお勧め出来るかしらん。

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