刀ステライビュの翌日は熱もなく体が軽かった。咳がひどくなったけれども。
やっぱり睡眠の重要性を思い知った。

その日は神棚のお供えの準備とか大したことはせず、午後はずっと昔の写真を見てた。
夕方になって日が落ちると寒くなったせいか体調悪いなって感じたけどその程度だった。
もしかしたら軽く熱は出ていたかもしれないがたぶん微熱。寒気もなければ体も痛くなかった。

翌31日、今日も咳がひどい。
しかし今日は大事な日なのである。
大晦日なのである。31日なのである。
あんスタの最強のトリスタSS箱イベントが始まるのである。
告知があった時から走る気まんまんである。
今後のランウェイ復刻ガチャに向けて貯めてた無料ダイヤ1000個、全部使う覚悟で走るのである。
午後15時、私は走り出した。(イベントを)
基本的に前回イベントの回復アイテムは全部取っておいて、期限が切れそうになる次のイベントで使うとかそういう保管タイプの自分は、前にやってた復刻イベントのアイテムも残っていたので、
スポドリ20本以上と、ダイヤ1011個を両手に抱えて走る私。

さすが物語の主人公トリスタの最後のSSの物語。
4人全員☆5イベント。
勢いがやばい。
あ、いや私は過去☆5を取るために走ったことは1度しかなかったし、そんなにすごい大変なイベントではなかった。あれだよリメンバー。ゆうくんの☆5イベント。
だから比較にならなかった。最初の勢い。
年末年始休みにイベントがどっかぶりだったというせいもあり、最初からとにかくすごい。
順位を維持しようとすると30分以上スマフォが手放せない。
とりあえず8000位をキープすることにした。

大晦日の夜はお年取り(長野県の風習です)
うちは農家なのでお日様と一緒に寝て起きるような一家なので、冬の夕食は早い。
17時には食べ始めてる。まじで。
しかし夕方、日が落ちてきたころからやっぱり私の体調も下り坂。
うーん起きてるのがつらい。
でも食欲はまったくもって影響ないのでお年取りのごちそうを食べまくる私。
たらふく食った。でもやっぱり起きているのがつらい。食べすぎじゃないですー風邪だからですぅーだってまだ食べられるもんー!
紅白を見たり、ガキ使をみたりしながら刻々と一年の終わりを迎えようとしている。
20時が過ぎた時点で寒気と身体の節々の痛みがひどくなってきた。
もう起きてるのがしんどくてずっとこたつで寝転がりながら紅白を見る。
というか、もうテレビを見ることがつらい。でもそんな状態でもイベントは走る。
9時を過ぎ、10時を過ぎ、あまりに体がつらいものだから私はスマフォを片手に葛藤した。
0時を迎える前に寝てしまうか。明らかにこの体感は38度を超えた熱を出している。
しかしせっかく実家に帰っているのだから年越しであけましておめでとうぐらいは言いたい。

10時を回ったころ、母が聞いてきた。
「お寺行く?」
年を越す前に、越してからか?どっちかわかんないけどお寺に行かなければいけないのだ。
初詣とかじゃなくて(そもそもそれは神社だし)、お寺で何かをもらってくるのかおさめてくるのか謎のやつ。
一回だけ行ったことあるが結局目的はよくわからなかった。(炊き出しのトン汁もらって食べてた)
唯一知ってるのはごふっていう砂糖菓子もらって帰ってくることだ。食べると健康でいられる御利益あるやつ。

ともかくそんな感じでお寺に駆り出されそうになったが、死にかけている私を極寒の外へ連れ出そうというのか。これが人の行うことか。
とか心中で怒り狂っていたが、これは私が悪い。
体調が悪いことはほんのり言ってるし、むしろ咳がひどいからあれなんだけど、熱を出していることはついに今日まで誰にも言っていなかった。
熱出てたの初日の夜と多分昨日の夜も軽くだけど昼間は全然普通に元気だったし。
ただ、もう生きているのがつらいなって思うくらいの高熱と身体の重さで今はそれどころではないのだ。
お寺なんかいったらぽっくり行ってもおかしくない。ちょうどいいかもしれないけど。


結局母親が一人でお寺に行った。
ゆく年くる年が始まって年を越した。
やった、なんとか日付を超えた!
目的を達成した安堵もあり私はもう苦しさに我慢がならず祖母に言った。
「熱が出てるからもう寝る。」
38度とっくに超えてた。よくもまあ我慢したものだ。
祖母は私を心配し、なんちゃら(忘れた)っていう風邪に効く飲み物を作ってくれた。
ねぎと生姜を切ったのを味噌で味付けするらしい。
簡単に言うとただの生姜の入ったねぎの味噌汁だった。でもおいしかった。
さすがに今日はお風呂には入れなかった。入る気力もなかった。


深夜、熱が収まるどころか猛威を奮い、おそらく39度は超えただろうと思いながらねむれない夜を過ごした。
寝たと思っても一時間で目が覚めてしまう。
ただ今の私にとってそれは吉兆だった。夜もあんスタのイベントは順調に稼げた。

 

翌朝1日。新年あけましておめでとう。
深夜の高熱で眠ることができず寝不足な元旦。
でも日が昇ったころには落ち着いていたので10時まで布団にいた。
今日も寝て起きたら熱は下がっておりなんともない。
昼間は普通に元気なので、おばあちゃんと近くの神社に初詣に行ってきた。
子供の頃はよく遊んだお宮さんだ。
20年以上ぶりに行った気がする。
夏目友人帳とか見ていると田舎のさびれた神社とかお地蔵様とかそういうのを大事にしたいなと思っていたから、神様への信仰心を持って行ってみた。
こんなさびれたところ誰も行かないかと思っていたけれど、私たちより前に4人はお参りに来ていたようだ。
お米と、お正月飾りが4組置いてあった。
よかった、普段はまったく人がいないけれど、忘れられていないお宮さんだった。田舎のおじいちゃんおばあちゃんありがとう。
私も帰ってきたらお参り行くようにするね。

ここで新発見。
ただの田舎の無人のお宮さんだと思ってたこの神社、一応歴史的に某戦国大名とかかわりのある神社だった。知らんかった。
去年の真田丸のおかげで地元とっても注目されたのでこんな田舎の小さな神社にまで立て看板出ていた。
第一次上田合戦。それに関わる一つの拠点だった。まじでびっくりした。
家から徒歩1分のところにあるお宮さんが、、、戦に関わるところだったなんて、、、まじでびっくりして熱出るかと思った。

それから家でテレビを見ながら一日過ごして、やっぱり今日も夜になると熱が出てきてまたもや38℃を突破する熾烈な戦いだった。
私の中のウイルスに対する抗体が本気で戦っている。まじつえぇ。
とはいえもうこれでほぼ4日間ずっと夜になると高熱が出るというつらい日々を送っていたのでそろそろ限界でした。
明日は東京に帰る日だったのですが、帰れるのかとか帰ったところで寝込むだけじゃない?って不安。それに4日から仕事だし。
でも帰らないわけにもいかないし、母親が喉痛い言い出してたぶんこれ絶対私の風邪うつしているから申し訳ないし、なんか私年末年始帰省するべきじゃなかったよなってすごい反省。
そもそも29日に帰省っていうスケジュールじゃなければあんなふざけた生活してなかったとも思うし、こたつで寝・・・てたなたぶん、、、いつものことだし。
いくら実家でみんなに会いたいからって無理して行くべきではない。来年から気を付けよう。

1月2日は夕方から母親とショッピングモールへ出かけつつ、夕飯を食べてから新幹線で帰りました。
新幹線は驚くほどがらがらだったのが印象的です。
軽井沢あたりからすごい混んだけどね。

明日が最後の年始休みだったので、とりあえず風邪をなんとか落ち着かせるべく薬を買って行ったのですが、
なんか具合は確かに悪いけど悪寒がするわけでもなく熱も軽くしか出てなかったみたいだから結局飲まずに終わりました。
翌日はすっかり元気でした。
一日アニメ見てゲームして本を読んでネット見てなんていつもと変わらない休日を過ごして、私のほぼ風邪で苦しんで終わった冬休みは幕を閉じたのです。

初日に体調崩して最終日に治るっていうね。
せっかくの一週間の休みだったのに実家に帰ってもやりたいことやれなかったわぁ。
封神演義全巻読んでいく予定だったのに(アニメ楽しみです)