子供は一体何が原因で病むか分からない…
そんな現状があります。
私のように親子関係が歪な家の子は、まだ分かり易い方なのでしょうね…

私と息子、主人の関係は息子曰わく概ね良好でした。
多少波乱はあるものの息子にとって、それは大した問題ではなかったそうです。
ある一点を除いては。

以前も書きましたが息子は小さい頃から、私が外に働きに行くことを極端に嫌う子でした。
働きに行く時間になると精神不安定になり奇行に走るほどに。

そんな息子は思春期に入り、スッカリお家大好き病に掛かってしまいました。
だけど私は鈍くて…子供の世界も大変。息子にも、いろいろと考えるところがあるのだろうと、無理に学校に行くように言わずソッとしておきました。
たぶん、それがいけなかった…

息子は益々、お家大好き病をこじらせ、他者と関わるのを苦痛と感じるようになっていたのです。
その苦痛で学生生活がマトモに営めなくなるほど、それは悪化していました。

直接の原因を息子は誰にも話しませんでした。私にも話してくれませんでした。
ただ…家庭に原因は一切ないと…それだけは断言できると言ってくれました…
そして今年17になろうというのに、未だに家庭が大好きだと言ってくれる。
気付けなかった親なのに…こんな私を大好きだと言ってくれる。
優しい子です。
とても優しい子なんです。
だからこそ私は余計に勘ぐって、私のせいじゃないかと思い悔やみ続けているんですけどね…