ふと…今、私がやっていることは『恥』なんだろうなぁ…と思う。

小さい頃から、よく言われたよ。
弱音を吐く、家族のことを他人様に聞かれるのは『恥』だって。
だから、黙ってたなぁ…祖父母や祖々母にも叔父や叔母にも従兄弟にも…理不尽に怒鳴られたり、殴られたりしてるのも。
勿論、友達や学校の先生にも言わないし、近所の人にも言わなかった。
だって『恥』だから。

家族のこと聞かれても『知らない』と言えと教わった。
だから、誰に何を聞かれても『知らない』『わからない』
何か悩みがあるのかと聞かれても『さあ?』『別に』『特に無い』
『恥』だからね…自分のことを言うのは『恥』だから…
(当然、妹達や両親がどんな人なのかとかも言わない。自分の好き嫌いも言わない)

聞いてくる人がイヤだった…私のことも家族のことも、私に聞かないでくれって思った。
だって、私は何も答えられないから…その問いに答えを返すことは出来ないから…

息苦しかった…
聞かれると、より息苦しくなった。
大人になるにつれ、その問いにマトモな返答を返さないことへの罪悪感は減った。
だからといって、苦痛じゃなくなるわけではなかったけれど。今…私は『恥』をweb上に載せている。
自分の恥…家族の恥…一家の恥…
我ながら酷い奴だなと思う。
実体が掴めないことをいいことに、生き恥を晒しまくって…私は何をしてるんだろうね?とも思う。

うん、だけど…以前より症状が治まってるのは確かかな。
何も言えない時や、ほぼ無理矢理聞き出され続けた頃よりも、ずっと…
まぁ歳をとるごとに症状が多様化して、一点集中しなくなったからというのもあるだろうけどね。

罪悪感…感じる…恥を晒し続けていることに。
だから弁護する…自分を。
言わなければ、もっと苦しかっただろ?って…
実際、楽になってるだろ?って…
自分のために良いことをしているのだと、自分に言い聞かせる。
罪だと思うなと言い聞かせる。

まったく…ややこしい性格だ…自分でも呆れる。
自分の行動一つ一つに、自分への言い訳を長々と続けなきゃいけない。
うん、そりゃ頭も疲労するってもんだよ。
で、それが分かっているのに性格を直せずにいる。バカだよね…ホント。