承前、先週の金曜日。
私と恋仁は果たして出会えたのか…

……会議室から急ぎ戻った私の視界の先に、恋する御仁の背中が見えました。
居たーっ!←って。
九十九は心の中でガッツポーズです。

私が進む通路の先を恋仁も歩いていました。その辺りをウロついて、私が(戻って)来るのを待っていてくれたのかな☆などと都合良く解釈しながら(←思想の自由を発動)歩く、歩く、歩く……

通路にはトイレがあって、途中で恋仁が入っていきました。なので、更に距離を詰めて、追い付くチャーンス☆
とばかりに、九十九は歩いておりました。ら、何故か?速攻で恋仁がトイレから出て来ました。

What?(°_°)?
…手を洗ったの?鏡を見た?←そう、このトイレには大きめの姿見があった筈。
身だしなみ確認(*゚▽゚*)?!(←思想の自由を発d…)

と。いよいよドキドキ☆タイムを期待して。話し掛けられるチャンスを目前に、歩調を上げる私の背後から……

"お疲れ様です、九十九さん"
…と。突然、予想もしなかった声が頭の上から降ってきました。振り返ると、管理職のWさん(女性)が居ました。

前に一緒のグループだった事もあり、時々は話す方です。Wさんは、私に仕事の話をチラっとされたかと思うと、突然の上司登場にびっくり状態←の九十九を追い越してそのまま…

"△○さん、××の件でちょっと〜"
…と。

恋 仁 を 呼 び 止 め ま し た ー(゚o゚;;
(△○←は御仁の苗字です)

私に話し掛けた声が上から降ってきた←ように、Wさんは背が高いのです。そして九十九は……大きくはありません。

歩いていたらサッと追い越され、恋仁と話すタイミングもサッと……
追い越されましたとさ゜(゜ノ∀`゜)゜。