晩夏に浸って。8月の終わりに読もうと、とっておいた本がある。有名な文学作品で、学生時代から一度は読みたいなァと思い募らせた作家の作品だ。
幸運にも格安で上・下巻セットを古書店にて購入することが出来、いよいよと張り切って手にし た ら、ら……アレ??
[続編]買ってるやん!
(あちゃー)
何たら言うとね。
此方の作品は同じタイトルで⇒〇〇上下巻と、続〇〇上下巻と計4冊あるのだ。
私はどちらも未読なので、無論欲しかったのは無印の方…
不覚。粗忽。
おっちょこちょい。
それにしても。
本を選ぶ時確か上巻が2冊、下巻が3冊⇒合わせて5冊が棚に収まっていたはず。
表紙にも背表紙にもハッキリと印字されている“続”の文字…
何故見逃した…?自分よ。
本を選ぶ時、5分〜10分は本棚前に居た。
日焼けによる微妙な色褪せを吟味し、違和感の無いベストなカップリングで2冊を選出したのだ。
そ れ な の に。
気付かんかった。(そんな自分に)引いた…
気を取り直して他の書物を読み始める。嗚呼…晩夏。